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・・自殺予告・・     (20060824)


23~24歳の頃、付き合っていた女性が自殺の予告をしてきたことがあります。
成人してからは、初めて私の名前と住所を教えた人でした。原因は、私の別れ話からだったと思います。


彼女からの電話は、切羽詰ったものでした。子供を連れてこれから自殺する、、、と。


数分迷った後、私は母に全てを打ち明けました。
「 私はバイセクシャルで、いま付き合っている女性から自殺の予告を受けたので、直ぐに行って来る 」と。


母は、私をとめました。本当に自殺するハズがないと。会社はどうなるんだと、私をとめました。


私は、彼女の命より、、、これから襲い掛かってくるだろう私の内の良心の呵責を一番に恐れていました。
そしてもし、本当に子供たちを死なせてしまったとしたら、その命の重さに恐れていました。
けれど、きっと彼女は死なない。そんな確信もありました。
理由はいくつかありますが、それはやっぱり、結果論や仮定でしかありませんけれど。。


結果。彼女は自殺をせずに、新しい命を儲けていました。
私は安堵と共に、少しの拍子抜けを感じていました。けれど、これで良かったんだと思います。
しばらくして、母と父が離婚に至りました。


母が私に言います。
女の顔で。女のどこか媚びた声で。
「 優しくして 」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


私がどれほど、失望と絶望をしたのか。。。きっと、あなたには、解らない。
どんな気持ちで、私が「 バイセクシャル 」だと告白したのか、あなたは気付かない。
信じたかった、最後の絆を断ち切ったのは、おかあさん、あなたの方なんだよ。
私の中の最後の欠片を壊したのは、あなたのそんな一言だったんだよ。


人として、最後に残していた希望。
それを粉々に砕かれた気分だったんだ。本当に、やりきれない気持ちで、どうしようもなかったんだ。
私は更に人を愛せなくなった気がする。
27歳のときに、高校のときに付き合っていた彼女の葬儀の知らせを受けてから、恋人を作らなくなった。
もうずっと、一人で居ます。それでいいと、どこか思いながら。それでも、誰かを、探しているのかも知れません。


自殺の予告。。。。。。。。。。。
ねえ?本当に、死ぬ気があった?それほど、私が好きだった?
だけどあなたは、お金のことばかり。
いつも、「 生活はどうするの? 」「 どんな暮らしをさせてくれるの? 」としか、言わなかったね。
あなたはより良い生活がしたかっただけ、、違う?
私の手を取って、セックスの後に「 この指が好き。もうほかじゃ感じない。 」って、言ってくれたよね。
私は笑っていたけれど、本当は傷ついていたんだよ。悲しかったんだよ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そんなことを言う資格は私には無い、解ってる。
そう仕向けていたのは。。。私自身なんだから。。。お金やセックスに溺れない恋人が欲しかった。
そんな妄執に溺れているのは。。。私自身なのにね。


母や家族。恋人に言われたことがあります。
「 人間らしい感情はないのか? 」「 人間らしいリアクションをしてくれよ 」。。。ごめん、良く解らないんだ。本当に。
全ては、どんなことも幾パターンにも分類されたシチュエーションを予測できるでしょ?
そして応用したり、臨機応変に応じて、幾パターンかを組み合わせてみたり、差し引いてみたり、、
時には、予測した反対のシチュエーションすらも、射程圏内であったりと、、いろいろな事があるでしょう?
どんな事も、大抵は、、、その中の一つにしか過ぎないと、思うんだ。


でもね?それでもね、私だって傷つく事だってあるんだよ。
悲しいと思うことだってあるんだよ?悔しかったり。。。やり切れないと思うことだって、たくさんあるんだよ?
苦しいと思うことだって、、、たくさんあったんだよ。
人事がどれほど苦しかったか、解らないでしょう?フォローがどれほど苦しかったか、知らないでしょう?
接待がどれほど、私を責め苛んだが、気付きもしなかったでしょう?
だって、私は笑っていたもの。涼しい顔をしていたもの。それがウソだって、誰も気付いてくれなかったでしょう?
毎日、頭痛が消えなかった。それも知らないでしょう?
ずっと、シミュレーションを繰り返していた。ソレをよりよいものにするために、繰り返し信頼度の高いものにするために。
。。。。。。。。。タイトルと、、話の内容がずいぶん、、ズレてしまいました。。。
書きなぐりの文章。。。上手くまとめる事ができませんでした。それも、自分らしくって、いいかなあと、思いました。
人を呪わば穴3つ。。。くらい、ありそうだなあと、、そんな感じの反省文でした。
。。。。。。。。。。。穴掘って、落ちまくっているのは、、、きっと、私自身なのかも知れないですね。。。。。。。


この頃はまだ、母と会社。。そして自分に課せられた「 責任の重圧 」に、もがき苦しんでいた時期でした。
恋人は、正気を保つための手段のようになっていた時期でもありました。
けれど、「 変わらない想い 」を私に教えれくれたのなら、私はいつでも、恋人を選び取る用意と覚悟がありました。
私はずっと、本気で愛したいと思える人を、自分勝手なルールの中で、待っていたのですから。
自業自得。。因果応報。。やっぱり、人を傷つければ、自分も必ず傷ついていくんだなあと、思います。