今年9冊目は、さだまさし 著「かすていら」です
2013年、NHKプレミアムドラマの原作です
昭和30年代の長崎。佐野家は裕福な材木商から一転、
事業が行き詰まり、小学5年生になった少年・雅志の運命も変わった。
豪邸から長屋に移り、習っていた大好きなバイオリンも
やめなくてはならないかもしれない。しかし、父親・雅人を筆頭に
母・喜代子、祖母・エンともさだ家の面々は、皆前向きだ。
そんな家庭のなかで、雅志は大人たちのたくましさを学び
そして暖かな愛情に包まれながら、音楽の道へとまい進する。
このドラマでは、駐車違反を取り締まられた善良な警官との対決と
心温まる友情、だまされた悪徳不動産屋への徹底的で容赦ない報復
命を省みずに借金を踏み倒したヤクザとの間に芽生えた奇妙な絆など
抱腹絶倒の父の武勇伝を中心に、佐野家や故郷の人々の心の交流と
少年雅志の成長を“温かな笑いとあふれる涙”の中に描いていく。
お父さん役の遠藤憲一さん(写真お借りします)
ドラマは全編、観ましたが原作は読んだことがありませんでした。
この物語の主人公は、さださんではなく、さださんのお父さんです。
ドラマのおとうさん役、遠藤憲一さんははまり役だったと思います。
以前このブログでUPした「ちゃんぽん食べたか」は
「かすていら」の続編です。
もちろん遠藤さんもお父さん役で出演していました。
本を読みながら、ドラマのシーンが頭をよぎりました。
それにしても、さだまさしさんの文章は読みやすい。
今日もご覧いただきありがとうございます