山岡家のサービスチケットが13枚溜まった!
それを使用すべく鷲宮の山岡家へ訪問した。

 

 

オーダーするのは、まだ食べてない「味噌つけ麺」だ。

 


正直なところ、以前食べた醤油つけ麺や辛味噌つけ麺の出来からして、山岡家のつけ麺にはあまり期待を抱いていなかった。
 しかし、全メニューコンプリートを目指す身としては避けて通れない道である。

 

 

着丼した味噌つけ麺。 

 

 

山岡家のつけ麺シリーズ共通の仕様で、つけ汁と麺のどんぶりが全く同じ大きさで提供される。 

 

 

さらに割りスープが入った急須も一緒に運ばれてくるのだが、これらをすべて混ぜ合わせると、溢れてしまいそうなボリューム感だ。

 

 

まずは自分の儀式として、何もつけずに麺だけを食べてみる。
つけ麺の名店のようなツルツル感やワシワシ感とまではいかないが、まあまあの歯ごたえとしっかりとしたボリューム感のある良い麺だ。

 

 

続いて、つけ汁だけを一口すすってみる。
やはり、、、しょっぱすぎる。 


つけ汁ゆえに濃いめの設定であるのは当然なのだが、旨味や油、コクが濃厚というよりは、単純に塩気が突出してしまっている印象だ。
過去に食べた醤油つけ麺や辛味噌つけ麺も同様に、塩辛さが勝っていたが、この味噌つけ麺もその例に漏れない。

 

 

実際に麺をつけ汁にくぐらせて食べ進めてみる。 

基本的には、塩辛い味噌がそのまま絡んでくる印象。

それどころか「味噌」というより「塩」のスープという感じだ。



何度かすすっているうちに、麺とつけ汁の絡み具合が奇跡的に
「ちょうど良い落としどころ」になった瞬間があり、その一口は非常に美味しく感じられた。

ここで一つの考察に至る。
このつけ麺は、一口で手繰り寄せる麺の量と、汁につける麺の深さの「黄金比」を見つけるのが極めて難しいのだ。
つけ汁が濃くて旨ければ、別に「黄金比」を発見しなくても、それなりに美味しい。
しかしこのように、つけ汁の味がきつく、味がほぐれる配合の範囲が狭いと、それを見つけるのが難しい。

 


たぐり寄せる麺の量が毎回一定にならないため、つける汁量を決めても、やはり味は不揃いになってしまい、塩からいままだ。
偶然のバランスに頼らざるを得ない。

 箸自体は滑りにくい割り箸なのだが、どうにも思うような量を均一に手繰り上げることができなかった。


つけ汁の量が多いので、どうしてもレンゲですすりたくなるが、塩分が強すぎるため、早めの段階で急須の割りスープを注ぎ入れてみる。
これでまろやかさが出ればと思ったが、全体の味が薄まっただけで、塩気の角は立ったままであった。
これでは、やはり旨い一点を探すのは難しい。
 

具材として底に沈んでいる角切りチャーシューも、この塩辛い味噌スープをたっぷり吸い込んでしまっており、かなり塩分がきつい。
さらには、いくつかの欠片のうち1個に生臭さを感じてしまい、チャーシューに関しては散々な結果となってしまった。



 

最終的に急須に残った割りスープをすべて投入してみたが、最後までまろやかに飲み干せるスープには変化しなかった。


 

山岡家は通常型のラーメン、豚骨醤油や味噌、塩、煮干しなどは、非常にクオリティが高く美味しいだけに、なぜつけ麺シリーズだけが、これほど塩気が突出した、荒れた仕上がりになっているのかは謎である。

とはいえ、つけ麺の食べ方における新たな課題や実態を再確認できた点では、非常に意味のある訪問であった。




味噌つけ麺

  6.5点 840円

山岡家
    埼玉県久喜市西大輪2-11-4