最近は何となく落ち着かない日々です。 先週の木曜日にはまた仕入れに出かけていましたし、20日21日には大阪の息子一家が帰省していました。

 

そして毎日が暖かく、野菜苗の植え替えや、花の苗の植え替えもしていますし、昼間温度が上がりますから、苗類はビニール小屋から出したり入れたりしています。

 

そして本の方は、松本清張の「ゼロの焦点」を読んでいましたし、音楽は運転中にはブルックナーのCD集を、三回目位に聞いています。

 

そんな中、大阪の息子一家が帰省していたことは大きな出来事でした。

 

今回は息子の嫁さんのお母さんが初めて来てくれたり、男子の孫には9年ぶりの再会でした。

 

男子の孫は今年19歳で大学2回生ですが、以前会ったのは10歳の時でした。

 

その時はわたしが、息子の嫁のお父さんのお悔みに大阪まで出かけた時のことだったのですが、10歳から19歳までの9年間というものは、正に括目して見るべし、の言葉そのものですね。

 

10歳の可愛い男の子だったのが、わたしよりも大きく成った青年へと変貌していました。

 

しかし何時もニコニコして、小学生から好青年へと成長していることが大きな喜びでした。

 

読書の方は、最近松本清張作品を読んでいますが、今までに読んだ三作は、わたしには余り好みのものではありませんでした。

 

松本清張作品は、過去に「或る『小倉日記』伝」と「西郷札」を読んでいまして、どちらもなかなかに良き作品の印象が残っているのですが、最近の三作は、時代物、現代物共に、好みには合わないものでした。

 

それで、それならば有名な「ゼロの焦点」とか「球形の荒野」、また「日本の黒い霧」ならば良いのではと、まず「ゼロの焦点」から読み始めたのです。

 

しかしこれも、わたしとしては余り好みでは無いようです。

 

途中で止めまして、今度はドキュメント「日本の黒い霧」を読んでみる積りです。

 

それでつなぎ、と言っては藤沢さんに悪いですが、またまた藤沢作品に戻りまして、「天保悪党伝」を読んでいます。

 

やはり面白いです。 ゆすりやたかりを生業にしているような連中の物語集ですが、藤沢さんの手に掛かると、何とも味が出て、面白く読めるのですね。

 

藤澤さんは小学校の先生もしていたほどの知識人ですが、江戸時代の悪人のことを書かせても、秀逸ですね。

 

娘さんが若い頃、「わたしも作家に成れるかしら・・・」と言った時、「お前は人生でどん底を見たことが無いから無理だろう」と言われたそうですが、藤沢さんは見て来たのでしょうね。

 

それでなければ、悪人の心理をあそこまで深くは想像できないのでは、と思わせるところが有ります。

 

さて次には、池波さんの梅安ものと、清張さんの「日本の黒い霧」でも読もうかと思っています。

 

「日本の黒い霧」はドキュメントらしいですから、その点も楽しみです。

 

わたしは若い頃の職業もあって、元々は社会性の有る、しかもドキュメント風のものが好きな方なのです。

 

そしてまた、映画は「武器よさらば」を観始めましたが、昔見たものとは違い、今度はゲーリー・クーパー主演の物です。

 

わたしの見た中で、最も若いクーパーが出演しています。

 

物語は既に知っている悲劇ですけどね。

 

そんなこんなで、春が近づく程にあわただしくしています。