わたしは一般の盆栽から始めたのですが、途中からサツキ盆栽が流行り出しましたので(と言うより、流行りそうな気配だったので)サツキの取り扱いも始めました。

 

それはもう45年ほど前の話ですけどね。 随分あちこちと仕入れに回りまして(無駄な動きも多かったですが・・・)品物を仕入れては販売していました。

 

関東一円を回った時には、4日で1000Kmは楽に走っていました。 そして地元でサツキの会も創りましたし、展示会も何度も開催したものでした。

 

しかしもうサツキから離れて随分時間が経ってしまいました。商売と成りますと、需要の関係で、採算が取れなくなると離れて行くしかないからなのです。

 

しかし趣味としてサツキの好きな人たちは、現在でも会を維持して展示会も毎年開催しています。

 

そしてわたしにしても、それらを見に行くのは楽しい事なのです。 わたし達が始めた頃より、内容は随分レベルが上がっていますし。

 

今年も展示会が始まったようですから、早速出かけてきました。

 

大物の木ですね。 幹も大きく、曲(きょく、と言います、幹の曲がっている様です)も良くて、素晴らしい盆栽ですね。

花芸(色んな色の花の配置です)も良いです。 わたし達がサツキを始めた頃は、このような木は有りませんでした。

 

鹿沼土の畑で何年も苗を育てて、幹を太くさせて後、鉢に上げて作り込んでいるのですね。

 

此方の木も同じ作りですね。 幹模様には練馬模様などと名称も有るのです。

 

此方も花芸が良いですね。

 

 

こちらはまだ若木に幹模様を付けたものですね。 大物と違って親しみが湧きますね。

苔も奇麗に張っています。 木の姿は半懸崖(はん、けんがい)と言います。

 

小品盆栽になります。 花が良いですね、わたしの時代には無かった花です。 わたしの時代の最新花は 紅梅 などでしたから、随分昔です。 

 

この花も変わっていて面白いですね。 サツキの花では、このようなタイプの花が幾つか有りますね。

 

 

こちらも新しいタイプですね。 何となく金魚の模様のような感じがします。 白い花も咲き分けるのですね。

懸崖作りです。

 

こちらは盆栽作りでは無くて、花物というタイプになります。

幹の模様より、花の咲き方を競っているジャンルのものです。 こちらは特に花芸が良いですね。

 

上部を写したらこんな感じです。 絞り模様が派手ですね。色んな絞りが出ていて魅せてくれます。

 

これは添え物の笹のようですね。展示会には主木(しゅぼく)と添えが要るのです。 清涼感が有って良いですね。

 

これはわざわざ鉢から抜いて、水盤の上に乗せています。

 

これも小品です。 サツキは小さくても、必ずと言って良いほど花が付きますから楽しめます。

 

むかし初めてこのようなサツキを見たわたし達は、ビックリしたものでした。 これは凄い!!となりました。

当時、東京サツキと呼んでいました。

 

 

 

小品席飾りの中の木です。 根上り というジャンルです。 サツキは根を一部出して作っても良く出来ます。

 

根上りは、松にも楓にも有ります。 なにかヒョウキンな面白い姿です。

 

三幹(さんかん)の、緑色の花の木です。 全体のバランスが良くて、自然にも有りそうな感じです。

 

全体が右の方へやや傾いているのも、自然らしいですね。 自然界では、左側が海辺などで、風を受けやすい所に生えている姿です。

 

この木の根元です。三本が癒着して、年月の経過を感じさせます。 このような根を盤根(ばんこん)などと言いまして、老木の象徴的な姿になりますね。

 

盆栽の基本は、若い木でも、老木の姿を見せるところにありますから。 長い年月を耐えて生きている姿を現すのが盆栽ですからね。  先ほど出た、懸崖なども、崖から落ちそうで、長年耐えている姿を現しているのです。

 

 

毎年感じるのですが、サツキの展示会の頃に、初めて半袖シャツを着るようです。

 

しかし今回は、半袖シャツの上に薄いチョッキを着て行きました。 気候の勢か自分の年齢によるものか・・・。

どうでしょうかね。