盆栽の松を置いている所へ陽が照っている時は、なるべく松の古葉刈りをするようにしていますが、ちょっと寒風が吹いたり、日陰に成り始めると止めています。

 

その後は今度は、事務所の中でお客さんの合間にセッコク類の植え替えなどをしていますが、これもあまり長続きはしません。

 

飽きっぽいということも有りますが、他の用事ができたりするのです。

 

そんななか今日もキバナノセッコクの株分け植え替えを、昨日に続き始めました。

 

ただ遣ってるだけでは面白くありませんから、写真に撮って此処にあげることとしました。

 

キバナノセッコクという植物は、セッコクに似ていますがセッコクとはまた別の種類で、セッコクよりも南の方に自生が多いようです。そしてセッコクよりもやや水を欲しがるようです。 また野性的な雰囲気も持っていますね。

 

セッコクとキバナノセッコクの見分け方は、矢(軸)の出方や、花で解ります。

 

長い矢が多く、株分けしたほうが良いものを株分け植え替えしますが、そんなものが多くありまして、ぼつぼつとやって行くつもりなのです。

 

このキバナノセッコクも矢が長く、約30cmほどあります。 名札によりますと、R5年の2月に植え替えしています。

水苔がかなり古く成っています。

 

 

支柱にしていた焼き鳥の串も腐食しています。 一本はアクリル製ですから奇麗です。

わたしの先輩に、この串にも殺菌剤を塗る人が居られました。 そうすると不思議に串が奇麗なままなのだそうです。バクテリアが避けるのでしょうか。 血液型がA型の几帳面な人でしたが、B型でとてもアバウトなわたしに真似できません。

 

しかし根は奇麗になりました。 やはり写真に撮ることとなりますと多少は仕事が丁寧になりますね。

 

根が多く(栽培が良いから^^)こうなると株分けが大変です。 両手の指を絡ませたように根が絡んでいますから、根を傷ませないように、矢を折らないように分けるのがとても根気が要ります。

 

また分けるべく矢の間にハサミを入れるのも大変です。 キバナノセッコクの場合、新しい矢が古い矢に、まるでイソギンチャクが岩に噛り付いているように付いているのです。

 

しかし焦らず時間をかけて、ようやく上手く株分けしました。 これで写真も投稿できます。

左側が新しい方の矢で、根も新しいです。 右側は3年以上前の矢で、根は多いですがやや古く成っています。

 

それぞれを鉢に植えました。キバナノセッコクの場合、水苔の中を空洞にしなくて良いので楽ですが、何しろ長いのでクニャクニャします。

これで春からの芽が出ると、また一段と見た目が良く成ります。 矢と串を結束するには市販の良いテープが有るのですが、手元に切れていますから、スーパーに有るホヤホヤの軟~~いビニールをテープ状に切って結びました。

 

次は参考までにキバナノセッコクの有名な花です。 阿修羅と言うそれらしき名が付いていますが、珍しい多重咲です。

 

今回のものは違いましたが、阿修羅も株分け出来たらするつもりです。

 

一鉢のキバナノセッコクを植え替えるのには、時間と根気が必要です。 松の古葉刈りもそうですが、このような作業を続けているとお腹が減らなくていけません、途中で動きたくなります。

 

しかしまだまだ、店番の間に沢山の鉢を植え替える必要があります。春までにこんなことをぼつぼつとやって行くのですよ。