今度は前回の「狼の群れと暮らした男」からガラリと変わりまして、柴田錬三郎著の時代物小説を読んでいます。
柴錬賞受賞作品は読んだことがありますが、柴田錬三郎その人の小説を読むのは今回が初めてのような気がします。
それで読み始めますとどうやらわたしには合ってるようで、面白く読めています。 一冊目の本をまだ読書中なのですが、私感としましては、司馬遼太郎さんと藤沢周平さんを足して、池波正太郎さんを3割ほど加えた作風のような気がして来ています。
お三人の作品はとてもとても面白く好んで読んだものですが、柴錬さんの一冊の本の中半まで読んでそんな感想をふと持ちました・・・、早すぎたでしょうかね。
読み始めた本は「浪人列伝」という文庫本ですが、有名無名の浪人の生き方が歴史上のことに絡めながら書かれています。
有名どころでは、後藤又兵衛や平賀源内、また幕末の清河八郎や芹沢鴨、近藤勇や土方歳三、伊藤甲子太郎などなどが出て来ます。
恥ずかしながら新選組の策士伊藤甲子太郎の読みが、いとうきねたろう、という事も今回初めて知りました。
余り好みの存在では無いので、過去には何時も、いとうこしたろう、で読んでいたのです。多分違うだろうけど・・と思いながらも。
甲子=きね、多分産れ年から親が名付けたのでしょうね。甲子が何年になるのか、昔習字の先生に方角と年を聞いたことがあるのですが、忘れてしまいました。
(ちょいと調べましたら、甲子(きのえね こうし)元治元年1864年となっていますから、生まれ歳ではなくて、上洛した年に改名したのだそうです。そして、甲子太郎をきのえね太郎とは読み難いので きね太郎としているのですね)
そんなことで過去何度か読んでいる筈のことも今回復習しています。 それは清河八郎の本名が齊藤正明であったり芹沢鴨の本名が木村継次であったりするのですが、流石に昔の作家さんは良く調べているし碩学だったなぁとの思いが今更ながらしているのです。
芹沢鴨の名は、風景としても抒情としてもとても良い名前ですね。本人は悪辣非道の人間でしたが。
新選組のことは子母澤寛著の「新選組始末記」に詳しく書かれていますね。確か子母澤さんは新選組のことは50年間程研究探索されていたそうです。
若い頃、・・・50年も!?と驚いたものですが、考えてみればわたしも植物に関連して、もう52年になるのでした。
本はまだまだ続きますので、今からも楽しみです。
風蘭の花が咲いています。
多分純粋の国産ではなくて、洋ランとの交配種でしょう。
韓国に仕入れに行く業者から、10鉢ほど10年前に仕入れましたがこの株一つになってしまいました。
