6月に成って、一昨日からようやく半袖の襟が付いたシャツを着始めました。 今年の6月は今までが涼しくて、サツキの展示会後も長袖シャツを着ていたのです。
また暫くすると襟付きでは暑くて、Tシャツの季節が来るのでしょうね。 梅雨明けは毎年植物の水遣り中、頭がクラ~とするような日が来ます。
近年は日傘を差して水やりしているのです。
さて、本は高橋治著「別れてのちの恋歌」の後は、鈴木光司著「らせん」を読みました。 両方共吉川新人賞でしたか・・。 まず「別れてのちの恋歌」は、最後まで読み終えましたが、あまり好みのジャンルの物ではありませんでした。
まぁ各種受賞作品読書行程の一環で読んでいるからこその出会いであり、いやいやながらも、自分に合わない物でも一応読めれば読んでみようという気持で読んでいますから、最後までは読めていけたのでした。
次の「らせん」も余り縁の無い部類の小説でした。 縁の無い部類と言うべきか、縁を持ちたくない部類と言ったほうが簡潔です。
荒唐無稽系の物語ですが、その中でもいろいろ語ってはいるものの、リアル感、真迫感が伝わってこないのですね。
荒唐無稽系の小説や映画でも好きな作品は有るのですが、「らせん」はわたしには合わない部類のものでした。
ちょっと、冷めて読んでしまうのですね・・・。
しかし両方共受賞作品ですから、存在感は有るものなのですね。
娘が偶然「らせん」の表紙を見て「これは有名な小説だったのよ、映画化もされてるようだし」と言っていましたから、そうだったのでしょうね。
しかし賞を貰っているからと言っても、存在感はともかく、万人に好まれるという事は無いのですね。
芥川賞全集を読んでいる時、既に受賞が決まっている作品に対して、選考委員の一人の評に「読書中、何度床に叩き付けようかと思ったものか・・・」と書かれているものが有りましたが、当時わたしもその作品には正にそんな感じを持ちましたから、大笑いしながら留飲を下げたこともありました。
各種受賞作品と言うものは、読書の入り口としては一つのきっかけには成りますが、必ずしもそれ以上のものでは無いようです。
さて次は何を読もうかと思案しています。
借りているのは佐藤愛子著「戦いすんで日が暮れて」と、佐々木譲著「廃墟に乞う」です。
両方共直木賞受賞作品です。 両者とも今回が初めての読書のようです。
今までから目先を替える意味で?佐藤愛子さんのものから読もうかとも思うのですが、この本がまた字が小さいのです。
昭和55年の第15刷発行のものですから、致し方ないと言えばそのままですが・・、まぁ眼と相談しながら読んでみようかと思っております。
昭和55年といえばわたしは35歳ですが、その当時なら平気で読めた字の大きさだったでしょう。
当時はどのような本を読んでいましたかね・・・。 司馬遼太郎さんあたりでしょうか、吉村昭さんの本は間違いなく読んでいたでしょうね。
当時はまだ本を買っていて、毎月随分お金が掛かっていた気がします。
地元の図書館が良く成ってからは、随分助かっていますね。 商売人は計算高くていけませんね。
~~ 上までは昨日書きました ~~
昨日から「戦いすんで日が暮れて」を読み始めましたが、やっぱりダメでした。
字が小さすぎて、眼が疲れて読めません。 内容は面白そうなのですが・・・。
残念なり~~です。 図書館の本で読みたいのに字が小さくて読めない本が幾つか有ります。
特に多いのが全集関係です。 「日本文学全集」「世界文学全集」「ロシア文学全集」などでした。
はっきり題名は忘れましたが「世界近代文学全集」など、一部限られた部類のもので読めるものは有るのですけどね。
それで「廃墟に乞う」を読むこととしました。 これは刑事もののようです。
刑事もの・・・。 あまり期待しないようにして読んで行きます。
ゼラニュームです。このゼラニュームは市場で仕入れた時は元気が悪くて、下葉はほとんど枯れていたのですが、3週間ウチの農園?で育てていたら、ようやく元気に成りました。 手塩にかけたゼラちゃんです。
次はバラに春3回目の花が付きました。 咲き始めた頃も良いですね。