先日の出張の話です。
先日書いたかと思いますが、わたしの仕事上行く市場は、ことしの6月から朝の9時半から開催されるように変更されました。
それまでは少なくとも40年以上、午後の1時から開催されていたのです。
わたしもその市場に参加して40年以上に成るのですが、朝開催と成りますと、片道2時間の運転が必要ですから、朝は5時に起きて(この時間に起きることに付いては、トシのせいで苦にならなくなってますが^^)植物に水やりし、7時前には出発しないと、市場へ着く前の一件目の仕入れ先に立ち寄れなくなります。
6月7月と何度か参加しまして、先日も2時間走り、市場開始の前の仕入れ先に立ち寄ったところ、そこのお爺さんがぽそっと「今日から市場は午後に成ったよ」などと、まるで世迷言を仰るのです。
「え~~」とまた何か変な事を・・・と思いつつ、丁度そこへ来られた同業の弟さんに聞きましたら「あら、聞かなかった?今日からまた午後に戻ったんやで・・」
「え~~聞いてないよ!!!」今度は本当に驚きました。
それと言うのも、2週間前の市場開催前日、なにか不安に成って「明日の市場も朝9時半からかな?」と電話で聞いていて「ハイ、今からずーーと朝9時半からですよ」と丁寧に答えて貰っていたばかりなのです。
そこの市場に参加する人の中で、わたしが一番遠距離から参加しているのですが、そのわたしに限って連絡が無いとは・・・。
早速市場へ電話してみましたら、男性の声で「えぇ連絡なかった?メールを出してる筈よ」とのことです。
店番の娘に聞きましたら、やはりメールも来ていないとのこと。
市場の落ち度はともかく、今度はわたしのほうの時間潰しが問題です。
9時過ぎから1時前まで、他所の町でどうして時間を過ごすか。
何時もの港に車を止めて、いろいろ考えてみました。
まず盆栽の知り合いに久しぶりに会う事、それで95歳に成っている筈の盆栽の先生の様子を聞いて、会えれば会う事。
これはいつもあちこちと忙しくしていて、ご無沙汰していることの罪滅ぼしに、この際寄っておこうと一番に考えたのです。
次に量販店に寄って、盆栽用の山砂の粒の大きさを確認すること。
今年の秋は黒松一鉢植え替えしなくてはいけませんから、早めに準備をしておく必要から、地元の物より当地の物の方が使い勝手が良いかどうか、一度は確認しておきたかったのです。
そして次には、うどんのチェーン店に久しぶりに寄って、昼食は久しぶりにゆっくりとおろしうどんを食べること。
それらを考えて、まず盆栽の知り合い方に久しぶりに向かいました。
こうなったらもう急ぐことは何もありませんから、車もゆっくりと走らせました。
盆栽の先生には会えませんでしたが、盆栽の友人とは、先日亡くなった共通の友人の思い出話などができました。
あとは予定通り、うどん屋では待たされても冷房は効いているし、その日だけは幾ら待っても良いと言うか、待たされた方が良いので、ゆったり待ってゆっくりと食べて、12時半には市場に着くこととなりました。
入って行くと、市場の社長さんと事務員が揃って「大変申し訳ございません」と平身低頭、市場でもわたしへの連絡漏れを確認済だったのです。
わたしは「まぁお陰で普段不義理をしている所も訪問できたし、久しぶりに美味しいうどんも食べたし・・・」と、平身低頭している人にはそのように答えるしかありません。
長く働いていると、わたしも間違いは多くして来ていますし、そのような時に限って一番間違ったらいけない人に当たったりするものなのですから・・・。
笑いながら「もう時間の変更はないやろうね」と言って、「ハイもう・・」と社長さんのくしゃくしゃの笑顔を見ながら、~ それにしてもまた午後に戻ったのは良かったなぁ ~、と思ったものでした。
夕方店に帰り荷物を降ろしましたが、その日は、今年で一番長い一日のような感じでした。
両方共、キバナノセッコクの「舞鶴」という名前が付いています。
右の小さい方は高さ2cmくらいですが、一応今年の子が出ています。

