元気の悪い黒松です。
写真の黒松は、知人が持ってきてくれました。
「ネットで買ったものの、どうにも手入れ方法が判らないので枯れそうになってしまった、タダでやるから受け取って」というのです。
遠縁に当たる気さくな人なので、こちらも「じゃあ育ててみるわ」と頂くことにしました。
写真は既に枯葉を取って、一応掃除をした後の姿なのですが、持ってきた時は茶色の葉が密集し、枝二本は完全に枯れていました。
どうも葉色も緑が薄く、新芽も出ていない小枝もありますが、どうにか育ちそうで、幹の皮の出方も良いですから作ってみようと成ったのです。
知人が持って来た時、病気が他の木に移ったら悪いけどなぁ‥と言いますから、大丈夫松の病気はうちでは移らないから、と言いましたが、病気は無いものの、枝葉の掃除をしていたら、毛虫が4匹出て来ました。
こりゃ殺虫剤を掛けないといけないなと・・、それも少々の事では虫を全滅できないので、噴霧器で無くてジョロで4Lほどビショビショになるだけ掛けてやりました。
そのような時には方法が有りまして、鉢の中には殺虫剤が入らないように、盆栽を横にしてたっぷりと上から薬を掛けてやるのです。
しばらく後薬が乾くのを待って、松の下の地面を見ましたら、二匹の毛虫がうごめいていました。
まぁこれで良いだろうと、その日の作業はおわり、翌日には何時もの90km運転で仕入れに出かけたのです。
一件目の仕入れ先に着いて、車の後ろドアを開けた時でした。
何か喉仏の付近でチクッとしたので、エッと思って指で探ると、指の先に昨日と同じ毛虫が付いています。
エー・・。 昨日の松の毛虫か~~。
じゃあこの虫は一晩自分の布団の隣で過ごしたのか・・。
上着は昨日と同じジャンパーですが、朝には直ぐに着れるように布団の横に置いて寝たのでした。
それじゃあ夜のスパイ映画も一緒に見ている筈です。
それで朝一緒に出掛けて、90km車に揺られ、此処でジャンパーからわたしの首へと回ってきて仲間の敵をとったのか・・・。
まるで、江戸の敵は長崎で~、の感じです。
しかし刺された喉はその後腫れることも痛むことも無く、晩秋の虫の最後の抵抗は、力尽きたひ弱なタッチほどに終わってしまったのでした。
この虫の気持ちも判らないでは無いのですが・・、タダのものには気を付けないといけないものだなぁ・・とも、つくづくと思わされたものでした。
