面白い本「戦国武将 ものしり辞典」を遂に読み終えました。
読み始めて一か月以上経ちました。
自分の中で、日本史の戦国時代は空白時代と成っていましたが、これで少しは知ることができたようでもあります。
考えてみますと、わたしの場合、高校時代日本史の勉強を真面目にしなかったということもありますが、どうもNHKの大河ドラマというものが好きになれませんで、全くと言ってよい程過去に見たことが無かったものですから、大人に成っても戦国時代の知識の入りようが無かった、ということがあったようなのです。
(昔から夜は何時もほとんど映画みていますから・・・)
それで本を読んだ感想ですが、戦国時代とは・・・。
人間の凄まじい本能むき出しの欲望による殺戮の時代、と言えそうですね。
このことは当時の世界中での通常の現象だったのでしょうが、人間が今よりはるかに動物に近かった時代、とも言える感じがしました。
わたしは以前或る人に「100年前の人間は、今よりより獣に近かったと思うんだ」
と話したことがありますが、正に今から500年ほど前の人間世界は、それ以上のもので在ったように思われました。
本の中には、普段教科書やドラマなどでは見られない歴史上の事実が、多岐にわたり語られていました。
戦闘に関してや、裏切った者の人質に対する見せしめ行為、またいろんな規則の違反者に対する刑罰など、昔ヨーロッパに於ける十字軍の行為などと共通する残虐性が全面に亘って見られます。
現在の世界では到底容認されないような行為が、時の権力者達によって繰り返されています。
その当時と現在社会の在り様との差は、詳細には語られ無い程のものがあるのですが、それでは現在社会に於ける人間性というものは、どのようにして形成されて行ったものなのか、考えてしまいました。
人間がより人間らしく(獣から脱皮しつつ)生きて来た(来れた)要因。
それはやはり人間だから作り得た文化というものが大きかったのでしょうね。
そしてまた文化と共に発展した経済の力。
こんなことを書くと大阪の人に叱られるか判りませんが、わたしは若いころ大阪で10年近く暮らしていて、その後故郷へ帰り、約30年以上してある用事から大阪へ出かけたことがありました。
その時電車に乗ってあちこちと出かけたのですが、ふと街中で思ったことがありました「何か大阪の街の人が穏やかになっているような・・・自分が若いころ住んでいた当時の、何となく街中の無機質に乾燥したような雰囲気が無くなって、しっとりとした空気が漂ってるような感じが・・」
わたしが大阪へ就職した年は、戦後18年経った年からでしたが、その後僅か40年ほどの間にも人々の表情、動作に変化が見られた感じがしたものでした。
人々は過去の生き方から、確実に変化を重ねて行っているのですね。
人間がより人間らしく(この正体はまだ誰にも解らないところがありますが)生きて行くように、社会は変化をしている。
お母ちゃんが家に居て、お父ちゃんが外で働く社会から、共稼ぎ家庭が増えて、見合い結婚より恋愛結婚が増えて、離婚も増えて、少子化が進んで・・、同性婚などが出現し、また世界中の戦争が少しづつですが少なくなり、いろんな面で人間はどこかへ進んでいる。
(中には50年ほど進んでない国も有るようですが)
「戦国武将 ものしり辞典」の本を読み終え、こんな事まで考えてしまいました。
わたしにとってのこの本は、当初の想像以上に強烈な印象を残す程の本だったのですね。
今日は久しぶりの雨で、植え替えが出来ませんので(水道の蛇口の所に屋根が無いからなのです ^^;)、ようやくここに書くことができました。