毎日夜寝る前には映画を見ていますが、きのうは「プラス・ターゲット」という映画を観ました。

 

内容は第二次大戦終了直後、ナチスが隠匿した金塊を、総司令官のパットン将軍がフランクフルトの大金庫へ収めようとしますが、途中運送列車が攻撃され何者かに奪われます。

激怒したパットン将軍が犯人捜しを始めるが・・・。

と言った内容なのですが、一応の面白さが有りまして、わたしの中の採点では上から二番目のAランクとなりました。

 

久しぶりにソフィア・ローレンを見れたのも良かったですが、懐かしい顔、ロバート・ボーンが悪役で出ていたのも良かったです。

 

ロバート・ボーンと言えば、わたしにとっては若いころ見ていたTVドラマ「0011 ナポレオンソロ」のナポレオンソロなのです。

あのちょっと、とぼけたような表情が、デビット・マッカラムの演技と共に思い出されます。

 

彼は「荒野の七人」にも出ていまして、途中メキシコの盗賊に殺されます。

その殺されるときの演技に念が入っていまして、銃で撃たれた後、農家の壁に顔を打ち付けて、唇が壁に沿って歪みながら倒れていくのですね。

我ながら変なシーンを憶えているものです。

 

「0011 ナポレオンソロ」にはもう一つ思い出があります。

これは映画版の話なのですが、若いころ仕事で長崎県の佐世保へ10日間ほど出張したことがありました。

 

ある日仕事の合間に時間が空いて、街中を歩き、映画館の看板を見ましたら「001 ナポレオンソロ」上映中と書かれています。

まぁ肩の凝らない映画だから良いか・・。 と入りましたら満員で、観客の後ろ頭はほとんど皆金髪か茶髪です。

佐世保ですから、アメリカ海軍の関係者が大勢見に来ていることが直ぐに解りました。

 

わたしは空いている後ろの方の席に座りましたが、映画が始まると、思ってもいなかった意外な現象が起こりました。

映画はスパイ物ですが喜劇ですから、軽いユーモアの混じったセリフが多くなります。

 

ちょっと面白いことを言うと、わたしは「フッ」と軽く笑うのですが、そのあと2~3秒か4~5秒後「ワー!!」と映画館全体の人たちが大声で笑うのです。

 

そしてその現象が次々に続きます。 何かのセリフでわたしが「フッ」と軽く笑うと、暫くして「ワー!!」。 中には手を叩いたり足を踏み鳴らしたり、映画館全体が揺れ動きます。

わたしは初めはその時間差攻撃に驚いてキョロキョロしました。

なんやこれは・・・。 何を笑っているのか??

 

暫くして解りました。 わたしは字幕を読むから直ぐに会話の意味が解ります。

ところがアメリカの人は、会話の最後まで聞かないと、意味が解らないのですね。

 

特にちょっとひねったユーモアなどは、最後に落ちが来るのでしょう。

結局最後まで「フッ」・・・「ワー!!」が続いて映画は終わったのでした。

 

映画も面白かったですが、アメリカの人の反応の方が面白く、楽しく観れた映画でした。

また、皆で楽しむのが好きな人たちだな~、と改めて感じたことでした。