ファンの方なら誰でも押しの期があると思います。

orange fairy さんの動画では 2005〜2010 年、特に107期 2010 年を高く評価されています。 この年は全国大会 3 年連続出場の翌年で、結果として大会には出られなかったものの、 「金賞間違いなし」との評判があり、残された映像からも非常にエネルギッシュな勢いが感じられます。

しかし翌 2011 年は銀賞に終わり、ホラッチャ先輩が泣き崩れる場面が印象的です。 ただ、この時期の 部員数の少なさには少し違和感が残ります。

■ 公平な基準で過去を評価できないか

個人的な好みやコンテスト結果ではなく、 より客観的な指標で京都橘の歴史を評価できないかと考え、 今回は「部員数」に注目してみました。

一般的な傾向としては、

  • 部員数が増加 → 上昇期

  • 部員数が減少 → 衰退期

と見なしてよいと思われます (もちろん人数が多ければ良いという単純な話ではありませんが、傾向を見るには有効)。

当時はマーチングコンテストに人数制限がなかったため、 動画から人数を数えました(±2 名ほどの誤差あり)。

 

1988年 67名

1989年 84名

1990年 90名

1991年 91名 3出制度

1992年 90名

1993年 91名 関西ダメ金

1994年 109名 グッドサウンド賞

1995年 85名

1996年 85名 グッドサウンド賞

1997年 90名 グッドサウンド賞

1998年 86名 グッドサウンド賞

1999年 75名 3出制度

2000年 72名         男女共学化

2001年 ー  関西ダメ金

2002年 ー  関西ダメ金

2003年 76名 関西ダメ金

2004年 86名 関西ダメ金

2005年 101名 関西ダメ金

2006年 109名 関西ダメ金

2007年 95名 銀賞

2008年 87名 金賞

2009年 76名 金賞

2010年 68名 3出制度

2011年 63名 銀賞     笑ってこらえてTV出演

 

■ 見えてくる新しい姿

このデータを眺めると、従来の評価とは異なる様相が浮かび上がります。

  • 1990年代は 1994 年付近をピークとする「山」を形成

  • 2000年代は 2006 年付近をピークとする「山」を形成

  • 2000年代は 1990年代より全体的に部員数が少ない(長期的な下落傾向)

  • どちらの時代も、ピークアウト後に大会成績が上がっている

この「ピーク後に結果が出る」という現象は興味深い点です。

 

■ 背景にあった学校全体の問題

京都橘高校自体も、少子化の中で生徒数が減少し、 男女共学化を経てもなお改革が求められていた時期でした。

「改革と発展の軌跡 2003–2012」という報告書が存在し、 この改革を推し進めたのが梅本顧問だと言われています。

こうした背景を踏まえると、 ホラッチャ先輩の世代は時代の逆風の中で本当によく踏ん張ったと言えます。

2012 年には TV 効果もあり大量の 1 年生が入部。 改革の成果もあってか、その後は部員数が安定し、 現在では 120 名近くに達し 第 3 期黄金時代を迎えつつあります。

 

■ 残された疑問

 ピークを過ぎた後にマーチングコンテストの成績が上がる(ように見える)のは何故か。 

 

考えられること

・1990年代は部員数が減少し始めたときに宮コーチが登場して演出技術の大きな向上がマーチングコンテストの成績に繋がりました。

・2000年の宮コーチの急逝と部員数減少で京都橘は大きな停滞期を迎えました。

・2000年代も部員数が減少し始めた時期に新しい「踊るマーチング」を手に入れ、これを改良することがマーチングコンテストの成績に繋がりました。

 

このように部員数が少なくなっても技術の向上という武器で戦った結果、部員数の変化と大会結果にズレができたのではないでしょうか。

 

2010年代は大きな変化は有りませんでしたが、2018年から新しい顧問を迎えて演奏技術の向上という次の武器を手にした今は、2020年代の黄金期に向かっているのかも知れません。

■ 付記

本来であれば高校全体の生徒数の推移から論じるべきですが、 正確な数字が分からないため、今回は部員数を代用しています。 そのため、実態と異なる可能性があります。

また、噂レベルではありますが、 2011 年頃には「橘高校が廃校になる」という話も聞かれたそうです。異常な部員数減少や2012年放送の中で壊れかけの楽器を使い「本校はお金がないので・・・」の話からかなりの危機にあったのは間違いないでしょう。

 

何時も のことながら、真実は分かりません。 想像・推測の域を出ない話です。

 

注)今回はAI添削をかけてみましたが他人の文章のようで落ち着かない・・・・