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東京中央区の聖路加看護大学の裏手で発見した芥川龍之介生誕の地。



芥川は明石町に新原家の長男として生まれたが生後まもなくに母が発狂して父親から離れて母方の実家の芥川家の養子になります。


芥川の作品で母親や女に対する嫌悪感が見られるのは母の影響と言われています。


遺書の「ぼんやりとした不安」って言葉は母の様に発狂して死ぬと言う不安を常に抱えていたのかもしれない。

晩年の名作「河童」では生まれてくる子供に親が生まれたいかを尋ねるくだりがあり母親の発狂について語っています。

あくまでも私の感想ですけどね。


この場所で生まれ、自分の人生を呪った事もあったのではないかと思うと悲しい場所に思えました。


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