道路(どうろ)や自分(じぶん)のお家(うち)のお庭(にわ)であっても、大騒(おおさわ)ぎをしてはいけないのには、まわりの人たちへの「優(やさ)しさ」
と「思いやり」に関(かか)わる、とても大切(たいせつ)な理由(りゆう)が3つあります。
分かりやすいように説明(せつめい)しますね。
1. お家のすぐ横には、いろいろな人が暮らしているから
みなさんにとっては「楽しいお庭や道路」ですが、すぐ横にあるまわりのお家の中には、いろいろな事情(じじょう)で過ごしている人たちがいます。
- 夜中(よなか)にお仕事(しごと)をして、昼間(ひるま)にぐっすり眠(ねむ)っている人
- 体(からだ)の具合(ぐあい)が悪(わる)くて、お家で静(しず)かに休んでいる人
- 集中(しゅうちゅう)して勉強(べんきょう)や宿題(しゅくだい)をしている人
- やっと眠れたばかりの小さな赤ちゃん
外(そと)で大声を出すと、その声はお家の壁(かべ)を突き抜けて、中までハッキリ聞こえてしまいます。
大騒ぎをすると、こういう静かに過ごしたい人たちの邪魔(じゃま)をして、困らせてしまうことになります。
2. 外の声は、ピンポン玉のように跳ね返って大きくなるから
住宅街(じゅうたくがい)は、お家とお家がすぐ近くにたくさん並(なら)んでいます。
そのため、お庭や道路で出した声や物音(ものおと)は、まわりの家の壁にぶつかって、ピンポン玉のようにあちこちに跳(は)
ね返り、ものすごく大きな音になって周りに響(ひび)きます。
自分たちでは「普通の声」で話しているつもりでも、まわりのお家の中に入ると「お風呂場(ふろば)の中で叫(さけ)んでいる」
くらい、うるさく聞こえてしまうことがあるのです。
3. お庭も道路も「映画館(えいがかん)や図書館(としょかん)」と同じだから
映画館や図書館の中では、まわりの人の迷惑(めいわく)にならないように、静かにするのがマナー(きまり)ですよね。
お庭や道路も同じです。お庭は自分のお家のものであっても、「音(おと)」は壁をこえて、みんなの場所に飛び出してしまいます。
「自分の家のお庭だから何をやっても自由(じゆう)」ではなく、まわりの人に「うるさくしてごめんね」という優しい気持ちを持つことが、とても大切です。
お友達(ともだち)と楽しくおしゃべりしたり、元気に遊んだりするのは、決して悪いことではありません。
でも、大きな声を出したいときは、住宅街のお庭や道路ではなく、思いきり騒いでも大丈夫な広い公園(こうえん)や、学校の運動場(うんどうじょう)
に行って遊ぶのが、本当にカッコいい大人(おとな)のマナーです。