10日前は病院に入院していたんですよね。
なんだから、そろそろ日常が戻ってきていて不思議です。
こちらは、出産当日の朝、旦那さんに撮ってもらった写真。
ベッドの上でひざをたてて、最後にもう一度お腹の写真を。
このあと、手術室に向かいました。
娘の時と比べると、どんな処置がされるのかわかってるので、
余裕もあったのかな~と思います。
不安よりも、早く赤ちゃんに会いたかったし。
でも、背中に麻酔をされていた時、やっぱり痛くてきつかったです。
その時は、なぜか娘と一緒に牧場に行った時のこととか、
ベランダに小さな子供プールを出して遊んだ時のこととか、
私を見つけて「かぁか~」と走りよってきた場面とか・・・。
そんなことばかりが頭に浮かびました。
娘に力をもらったような気がしました。
今回、女の先生三人がかりで息子を取り上げてもらったのですが、
お腹を切って、息子を出すまで、とにかく何度となく、
胃の辺りを体重をかけられぐいぐいと押されていました。
すごい押してるな~~~っていうのはわかりますが痛みはありません。
看護婦さんから「頭出てきましたよ~。」とか「肩まで出てきましたよ~。」と
言われていますが、そのくらい出て来てるだろうな~と思うほど
何度も胃やお腹のあたりを3人の先生が交代交代で押してました。(^^;
内臓がぐにゅぐにゅって出ちゃった?っていう感覚の直後、
「おぎゃ~~~」と息子の声がしました。
そして、霧っぽい何かが顔にかかりました。
先生の顔にもかかってました。
看護婦さんがあわてて私の顔を拭いてくれましたが、
血が飛んできたようでした。(え~~~ってびっくりしました。)
その後、息子が私の腕の中へ。
その泣き顔は、娘にそっくりで、あの子の弟なんだなと実感しました。
生まれたばかりの息子です。
旦那さん・母・弟・娘が手術室の前の待合室で待っててくれました。
娘とはどんな対面をしたのでしょうか。
きっと娘はびっくりしただろうな~と思います。
2歳2ヶ月だから、記憶に残ってくれないかな。
体重3070g、 身長49.4cm。
38週で産んだわりには大きな子でした。
看護婦さんに頭囲をはかってもらっているところですね。
このころ、私はお腹を縫って貰ってるんですね。
しばらくして、手術室から出ると、娘が心配そうに待ってました。
左手の甲に刺さる点滴を見せて、
「かぁか、治るまで病院ねんねだからね。」と言ったら
「むーちゃんはおうちで待ってる!」と言ってくれました。
それまでは一緒に病院ねんね~と言っていたのに。
少しお姉ちゃんになったのかな?
娘とこんな会話をしたことは覚えてますが、
旦那さんや母とどんな会話をしたか覚えていません。
術後でまどろんでいたんでしょうね。
その日は遅くまで旦那さんが看病してくれました。
それでも娘の時よりはたくさん会話もできていて、
体調もとっても良かったです。
なにより、元気な子が産まれてよかったです。
実は、息子が生まれた瞬間、涙がいっぱい出てきました。
娘の時はなかったことです。
二人の子の母になって、なにか成し遂げた感じがして。
私の人生の妊娠&出産!というものすべてが終わって
ホッとしたんですよね。
ようやく無事終わったんだな~と。
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