~~レンタカーで出発

 

 

ブルッツォ州はラクイラ、テラモ、ペスカーラ、キエティという4つの県からなり、

州都は2009年にイタリア中部地震による大きな被害を受けた北西部に位置する

ラクイラ。 主人の実家がキエティ県の南にあり頻繁に訪れていたので、それ以外の場所をレンタカーで回りました。

 

出発地がキエティ県のVastoで、そのあたりで「4人乗り、オートマ、4ドア」の条件で探すとフィアットかベンツしか選択肢がなく、場所もLancianoという少し離れた町。もちろんフィアットを選択。7日間、すべてカバーする保険を付け8万円強。 

実際行ってみるとフィアットでなくルノーのキャプチャー,ハイオク。 ナビが大きく見やすかったが小さな通りの名前は認識せず、結局グーグルマップに頼ることが多かった。レンタカー屋も日本のように事務所があり、その敷地内に車が用意されているような感じではなく、町の小さな事務所で受付をし、その近くに車を持ってきてくれる。 返却時も事務所近くのホテルのフロントにカギを渡しておいてくれ、で終了。  

どこか損傷していないか、ガソリンは満タンか?などのチェックは一切なし。 

さすが、イタリア。

 

~~イタリアの運転事情

 

イタリアでの運転においては、縦列駐車の難易度の高いテクニックが求められる状況が多々。 白い線は自由に停めてよし、青は有料、黄色は駐車禁止。 所謂駐車場というのはあまりなく、路肩に駐車することが多いので、苦手な人は練習しておいたほうがいい。

制限速度も一般道で50~70キロ、高速だと120~130キロと日本よりかなり早い。 高速道路でも車線変更するときに方向指示器を出さず割り込んでくるので、ハラハラドキドキ。 120キロで走っていても次々と追い越される。ナビの到着予定時刻も時速120キロ以上で走る前提で算出されているのだろう、100キロくらいで走っていても、到着時間がじわじわと遅くなってくる。結構なポンコツでも140近くで追い越してくるから恐ろしい。 ガソリン代は日本の倍するが、高速料金は安い! 

1時間近く走っても2ユーロしない。 料金所の機械が若干怪しい感じなのでお釣りの無いように小銭を用意しておいたほうがよさそう。

 

左ハンドルの運転は何十年ぶり。 

左折、右折、曲がるたびに道路の右を走るんだぞ。。と言い聞かせながら

宿泊地fosso cornoへ向けて出発。 渋滞というものがほぼないので、およそ到着予定時間につけると思って大丈夫。

 

 

Lancianoから20キロほどのアドリア海岸沿いのOrtonaという町でランチ休憩.

"TAVOLA CALDA"  既にできているものを温めてくれる食事処。

出来たてにあたるのは難しいが、目で見て頼めるのでメニュー読解に自信のない人にはGOOD。

 

 

”PRIMI" はパスタ類 "SECONDI"は 野菜、肉、魚、 "MENU COMPLETO" ピザ、野菜、常温物がついて12€

暖かく食べるものはレンチンしてくれる。 安く済ませるならこういうところ。

味はう~~ん。

 

 

イタリアはやっぱりジェラートがどこで食べてもおいしい。 

料金はPICCOLO (1~2種類)2.5€、MEDIO(2~3種類)3.5€、GRANDE(3種類)4.5€が相場。 

"CONO O COPPA"(コーンかカップ)を選ぶ。 PICCOLOで十分満足できる。

生クリーム好きは"CON PANNA PERFAVORE"(コンパンナ ペルファヴォーレ)というと生クリームを無料でトッピングしてくれる。お勧め♪

 

 

 

~~最初の宿泊地

 

 

本日の宿 "AGRITURISMO TERRALIETA" 

アブルッツオは”ホテル”という施設が少なく、今回のAgriturismoのような農家の方が経営するペンションのようなものや、アパート1軒を貸すようなものが多い。

こちらはGIULIANOVAから少し内陸に入った所。

外にBBQの施設や子供の遊具などもあり、子連れステイによさそう。2泊4人で250€

Tellalieta という名前でオリーブオイルを製造されていました。 

スーパーは車で10分くらいのところにある。

 

 

イチジクの木が数本植わっており、自由に食べてok.  日本では好んでイチジクは

食べないが、これはめちゃくちゃおいしかった。スーパーにも売っていたがやはり

もぎ取って食べるのは鮮度が違う! 美容にもいいらしいです。