カモマイル | 心と身体が整うアロマテラピー 大阪東住吉の路地裏アロマスクール ブォン・プロフーモ

心と身体が整うアロマテラピー 大阪東住吉の路地裏アロマスクール ブォン・プロフーモ

大阪市東住吉区の田辺という住宅地にある
NARD認定のアロマテラピースクール&トリートメントルームです。
ひっそりの隠れ家スクール&トリートメントルームですが
20年来の経験とともに「使えるアロマテラピー」をお伝えします。

毎年、春になるとスタートする勉強会に今年も参加 本


講師はアロマテラピー化学の第一人者の三上 杏平先生 音譜


月一回、東京から先生が来られて、


化学的な見地から


精油や植物油についての講義をしてくださいますメガネ




今年のテーマは

「芳香植物のハーブとしての有用性」



タイトル聞くと難しそう・・・


先生はかなり噛み砕いてお話してくださるのですが、


化学成分の名前が頻出するので慣れてないと、


あっという間に、おいてかれて、迷子になってしまいますあせる

 

 

三上先生は、けっこうご高齢なのですが、

 とにかくパワフルで、講義中も疲れ知らず・・・

 どんどん進んじゃいます

 

毎回、講義で話される大量の情報から、


いくつかでも頭の中に残すのに四苦八苦の約四時間となります。



今回は今年二回目。


オレンジやカモマイルなどの精油ではお馴染みの


芳香植物の、ハーブとして、薬用や食用の分野での


作用機序や使用方法などのお話でしたひらめき電球




興味深かったのは


カモマイル・ジャーマンについててんとうむし


小ぶりなカモマイルジャーマンのお花。NARDの農場で去年撮影したものです。

Buon Profumo の感謝カンゲキ雨AROMA

 ハーブティでカモマイル(カモミール)といえば

 ジャーマンのことをさします。


 日本名でカミツレというのも同じ植物。


 アロマテラピーの精油としては

 抗アレルギー作用、抗炎症作用で活用されます。

 花粉症の時にご紹介したタナセタムのような

 紺色が特徴の精油です。




カモマイル・ジャーマンという植物は


ハーブティ でも 精油 でも


抗炎症作用で重要な働きをすることで知られているのですが・・



そう・・・ハーブティでも精油でもビックリマーク


はてなマーク う~ん はてなマーク


ず~っと疑問に思っていたことだったのです。





 今は多くの方に名前を知っていただいている

 アロマテラピーですが、

 アロマテラピーとは、

 植物の香りに注目して、香りの成分を

 色々な手段で体と心に働かせるテラピー。


 そのツールとして植物の有効成分を取り出し、

 集めたハーブティや精油があるのですが、

  植物の有効成分を取り出した

 ハーブティと精油では決定的な違いがあります。


  それは、取り出す有効成分の中で

 ハーブティに集まっているのは主に水溶性成分

 精油に集まっているのが主に油溶性成分


 それぞれに共通の成分もありますが、

 それはとても微量で、主な成分は水溶性と

 油溶性では大分違います。

 集まっているものの分量が違うので、

 ハーブティと精油では香りの印象が違ったり、

  働きが違ったりします。





カモマイル・ジャーマンの精油では


カマズレンという、セスキテルペン炭化水素類の成分が


抗炎症や抗アレルギーの作用を持つのですが、


このカマズレン、もともとの植物の中には存在しませんベル


植物の中にあるのはマトリシン(プロアズレンともいいます)という物質。


このマトリシンが、精油採取の際の水蒸気蒸留において


加熱・加圧されカマズレンに変化しますベル



写真は去年NARDの農場での

蒸留実習で採取できたカモマイル・ジャーマンの精油。

ブルーに浮いているのが精油。

そのほかの液体が芳香蒸留水(ハーブウォーター)です。
Buon Profumo の感謝カンゲキ雨AROMA


  ちなみに前述のタナセタムにもカマズレンが含まれていて 

抗炎症や抗アレルギーの作用があるのですが、

  カモマイル・ジャーマンのカマズレンと

  タナセタムのカマズレン、

  同じカマズレンでもその前駆物質が違うのだそうです。

  タナセタムのカマズレンの前駆物質は

  セスキテルペンラクトン類。

  数種類のセスキテルペンラクトン類がやはり

  加熱・加圧されてカマズレンになるのだそうです。

  ・・もちろん、出来上がったカマズレンは同じものですよ。。。



今度は、カモマイル・ジャーマンのハーブティのお話コーヒー


ハーブティは熱湯を使うので、


加熱されているといえば、そうなのですが、


水蒸気蒸留のような温度ではないし・・・


大体、加圧はされないので、カマズレンが


ティーポットの中で出来上がるとは考えられないですよね・・・


では、ハーブティの抗炎症作用はどこから来るのかはてなマーク




今回の勉強会での収穫です本



植物の有効成分の一つフラボノイド類は


毛細血管に働いて保護し、丈夫にして、その働きを


強化することで知られていて、抗酸化作用として


色々な食品やサプリメントでも使われているのですが、


そのフラボノイド類の一つ、


親水性のアピゲニンという物質が


抗炎症作用を発揮するのだそうで・・



このアピゲニンがカモマイル・ジャーマンのティーに


存在するのですコーヒー


ハーブティーと精油の両方で発揮される


カモマイルジャーマンの抗炎症作用ですが、


その機序はアピゲニンカマズレン


違うものだったのですね~アップ


ちょっとスッキリしましたラブラブ


 とすると・・芳香蒸留水の場合はどうなるんでしょう・・・・・はてなマーク

 ハーブウォーターは水蒸気蒸留やけど、

 データではウォーター中にカマズレンは含まれて

 なかったので、やっぱりアピゲニンなんかなぁ・・・・・・

 ・・・・・・・

 今度、先生に聞いてきます・・・・あせる



注意点がありますビックリマーク


今回はカモマイルジャーマンの抗炎症作用を

考えるときに「アピゲニン」対「カマズレン」という

単体での比較にとなってしまいましたが、


例えば、カモマイルジャーマンの抗炎症作用は

カマズレン単体の作用ではなく、

その他の成分、

酸化物類のビサボロールオキサイドや

セスキテルペンアルコール類のビサボロールなどとの

相乗作用によるものと捉えるべきです。


植物がその体内に持つ

すべての物質、成分、エネルギーが働きあって

体と心に作用していく~というのが

アロマテラピーや植物療法の考え方です。




NARDの農場です。

五月の後半に行くとカモマイル・ジャーマンがこんな感じで咲きまくってます音譜

Buon Profumo の感謝カンゲキ雨AROMA