某有名外資系投資銀行等に勤めつつ、
中受算数の塾講師・家庭教師歴20年のおまめです
みなさん、こんにちは。
おまめです。
さて、
2月1日(土)はいよいよ東京・神奈川の中受解禁日初日ですね
もはやここまで来ると、
今更どうこうしても仕方がないと思っている親御さんやお子さんもいらっしゃるかもしれません。
確かに、
おまめがこのブログでよく話をしている算数の論理的思考力を養うということは、今の段階からはかなり難しいです。
しかし!!
この残された約1週間の間に出来ることもあります。
↑島耕作
それは、
典型問題の反復
です。
しかも、算数の場合は特に女子こそ
大逆転のチャンス
です!!
そう、
今までの模擬試験における
偏差値の10や20くらいでしたら、
この受験直前期の1週間で逆転出来る可能性も十分あります!!
ここで、受験直前を迎えておられる皆様のやる気に火が付きそうなエピソードを一つご紹介
以前、おまめが受験直前期に家庭教師を担当したHさん(♀)のお話です。
もともとおまめは、
Hさんと同じマンションに住んでいた同級生のK君(♂)の家庭教師を担当しており、K君の親御さん経由でご紹介頂きました。
Hさんの第1志望校は女子学院だったのですが、
自信があった埼玉受験の結果が良くなかったため、
親御さんは
「受験校の変更を考えているが、
本人は絶対に変えたくないと言っており、
どうしたら良いでしょうか。」
というご相談でした。
詳しくお伺いした所、
実はHさん女子学院でも算数以外は合格者平均のレベルに十分達していました。
ところが、苦手を放置し続けた結果、算数だけは合格者平均から約20~30%足りませんでした。
(この時点で既に10年分の女子学院過去問はやっていました。)
ところが
その状態からわずか
2週間で・・・
なんと、
女子学院に合格!!
(しかも、算数は85%は取れていました)
その理由は、
①受験直前の2週間で既に手をつけていた直近10年分の女子学院過去問のうち、不安な箇所を完全に潰した。
②①よりさらに古い15年分の女子学院の過去問を時間を測って解いてもらい、不安な箇所は①同様に潰した。
③①と②に加え、処理力が必要な他中学の過去問数年分も同様に潰した。
ハッキリ言って、2週間の間に
試験問題を見たらすぐに手が動き出して止まることなく正答が出せるまで詰め込みました。
その時の2週間のお子さんの平均睡眠時間は、
1日約4-5時間。
最も女子学院の算数の問題は比較的出題パターンも決まっており、短期間でも伸ばしやすい学校
だったことも功を奏したと思います。
また、Hさんご家族にご協力頂き、併願先を算数の負担が大きくない学校に変えて頂いたため、女子学院対策に集中できました。
しかし、一番の勝因はHさんの
合格に対する意地
です。
このように、
お子さん自身も受験の
直前は集中力が高まっ
ており、学力も最高に
高まっている時期なので、いつも以上に学習
効果が得られるのです!!
だから、たとえ試験まであと1週間だったとしても、
決して諦めずに
最後まで勉強を
続ける必要があ
ります。
最後の1週間でもうダメだと思うか、
それとも絶対に合格してやると思うか。
合格ラインに達していなかったお子さんが、
集中力や精神的な強さ、意地というもので
合格を手にすることが出来る
ということを
この受験直前時期の勉強の仕方とともに
お伝えしたかった、おまめでした。
↑北斗の拳 ケンシロウ
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