みなさん、こんにちは!
おまめです
さて、今回は前回ブログでお話しした
2ケタ×1ケタの掛け算の
別の考え方
(前回の解法の検算にも使えますヨ♪)
についてお話したいと思います。
それでは、
2ケタ×1ケタの掛け算を、
面積図を書いて考えてみましょう。
例は前回ブログと同じ
68×7=□
を使います。
長方形の図を書いて横の長さを2ケタの68、縦の長さを1ケタの7とします。
すると掛け算の答えは、長方形の図の面積を求めることと同じになります。
今度は、長方形の図を縦に2つに分かれるように、わざと2ケタの数字を
十の位と一の位に分けてみて下さい。
縦に分ける線は真ん中よりやや右にする方が(面積が小さいので)感覚的
に良いと思います
これで、準備は整いました
左側の四角と、右側の四角、それぞれ別々に面積を出すと考えると
アッサリ暗算出来ますね
後はこの2つを足すだけです!
420+56=476
ほぼ実質1ケタ×1ケタの掛け算で答えが出せるので、
かなり楽チンなはずですね
さて、ここからが
ダメな算数講師
の教え方について説明します。
ダメ算数講師:
68×7
=(60+8)×7
カッコの外の掛け算はカッコの中の足し算の両方に掛けられるので、
=420+56
=476
となりますねー
と、式変形全開で教える事が多いですが、
はっきり言って
超無駄
な教え方と言わざるを得ません。
もちろん計算結果は面積図でやっても式変形でやっても当然同じです。
しかし、
式変形での説明は中学以降の数学で習うべきもので、
抽象的な世界に馴染みがない小学生に対して適切ではありません。
これは抽象的な概念が十分に理解出来てしまう講師が、
生徒である小学生に歩み寄れた説明が出来ていないために、
具体的、論理的説明なしに
暗記中心に教えるという
算数教育の世界であってはならない教え方をしています
(しかしながら、よくこのような誤った教え方をする算数講師がいるので要注意です!!)
さらにヒドイ講師になると、先程の解法における説明で、
ダメ算数講師:
68×7
=(60+8)×7
カッコの外の掛け算はカッコの中の足し算の両方に掛けられるので
「分配法則の逆」と言います。(←ドヤ顔)
・・・そんなことを生徒であるお子さんに説明する算数講師は、
正直、イケてません。
そう、
お子さんに良くわからない概念を
とりあえず覚えさせる
という超無駄な教え方をしています。
算数の学習塾や家庭教師を選定する際に、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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