感動の日本vsスコットランド戦があってから、テレビでは毎日の如く日本代表の献身的で勇敢なプレイを紹介しています。
そんな中、とても爽やかな記事がありました。
鬼の形相でスコットランド選手をなぎ倒したリーチ・マイケル主将が相手チームで最も試合中活躍した選手に日本代表のしきたりである<日本刀授与>の儀式を行ったようなのですが、本当に素晴らしい選手だし、正にノーサイドとはこう言うことをいうのだなと納得した次第です。
(THE ANSWER 10/16 7:13配信)
『ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の8強入りを果たした。一方で無念の敗退となったティア1国の、FLジェイミー・リッチーがインスタグラムを更新。日本の主将リーチ・マイケルから刀を贈呈された1枚を公開し、感謝とエールをつづっているが、この投稿がファンの反響を呼んでいる。
試合では激しく戦った両者も試合が終わればノーサイドだ。日本からスコットランドへ粋なプレゼントが贈られた。リッチーはインスタグラムに、リーチとの2ショットを投稿。手には刀を手にしている。2人は肩を寄せ合い、そして表情は実にすがすがしい。
日本刀のプレゼントは相手への敬意という意味を込めて渡す日本代表の儀式。開幕ロシア戦でも日本側がマン・オブ・ザ・マッチに選出した相手選手に渡していた。試合の途中ではリッチーと田村優が一触即発となるシーンもあったが、何度もタックルを決められ、3度のジャッカルでボールを奪われるなど、素晴らしいパフォーマンスを発揮していた。
リッチーは「昨夜はタフな戦いだった。結果や家路につくことは残念だが、彼らは優れていた。日本代表からこの刀を頂き、嬉しく思う。ピッチ上では死力を尽くす、しかし最後の笛が鳴れば、そこには尊敬しかない」などと感謝をつづっていたが、この投稿にはファンの反響も相次いでいた。
リッチーの投稿にファンも拍手「また日本にきてください」
「アメージングな試合をありがとう」
「あなたのジャッカルは日本の脅威だった」
「ナイスジャッカル!!」
「スポーツマンシップ!」
「リスペクトしかない」
「あなたは最高の選手」
「クール!! また日本に来てください」
「またプレーしよう!!」
「ノーサイド!」
このように、リッチーのプレーを称える日本ファンからの書き込みが殺到していた。スコットランドにとっては早すぎる終戦を迎えたが、その姿は脅威と、そして感動を呼んでいた』
今や日本代表の全選手にとって試合後に行われる最優秀選手に授与される日本刀は正に勇気と献身の同義語です。
俗に言う、<男の中の男>とか<大和魂の権化>といった言葉が相応しい活躍振りに対して監督から授けられるわけですが、その男の儀式を相手チームの最も活躍した選手に行ったリーチ・マイケルは本当に日本代表の主将に相応しいと思います。
試合中、田村と一触即発になったジエイミー・リッチーもこの儀式によって心から<ノーサイド>と納得出来たでしょうし、日本代表チームの誇り高き姿を尊敬の心で受け入れてくれたと思います。
本当に素晴らしい!!