昨日は久々にニュースを見ていてアタマに来ました。

 

 皆さんも上の写真を見ればすぐにピンとくるのではないでしょうか。

 

 先の参議院選挙でどう言う訳か比例で議席を獲得した「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表と「日本維新の会」を除名され、更に前代未聞の国会における糾弾決議という重い決定を受けながら、体調不良を理由に雲隠れしていた“酔っ払い運転”の常習者みたいな丸山穂高議員が話し合いを行い、丸山議員の「N国党」入りが決まったのです。

 

 この二人、有権者を舐めているにもほどがある。

 

 そもそも、元NHK職員である立花代表は<NHKが万民から放送料金を徴収するのでは無く見たい者が見れるようにスクランブル放送をすべき>という趣旨で、かねてよりNHKの不祥事を告発しながらYoutuberとして活躍。

 前回の参議院選挙では<NHKをぶっ壊せ!>の合い言葉と共に結構な支持を集めて国会での議席を得たわけです。

 

 その主張には耳を傾けるところもあり、私も彼のYoutubeと何度か見た事があります。

 

 しかし今回の丸山議員との合流は、正に政治の世界で言う<野合>そのものであって単純に議席を増やして政党としての影響力を高め、税金による助成金をより多くとろうとするものに他なりません。

 

 そこには大義もへったくれもないのです。

 

 丸山議員に至っては、既に衆議院で<議員の資格無し!>と所属政党である「日本維新の会」から除名され、北方領土視察時にみせた醜態振りを衆議院からも糾弾されて自ら辞めることを求められている議員です。

 

 生き残る為ならば、人に<不正義!>と言われようが、<野合!>と言われようがなりふり構わず統一会派を目指す姿は既に二人が政治家としての資質が無い事を示しています。

 

 正に草野球のキャッチャーなのです。ミットもないのです!!

 

 いい加減、有権者も反省しないといけません。

 

 そして、もう一つ昨日のニュースで頭に来たことです。

 それは厚労省が2014年にシベリアで遺骨収集した16人分の遺骨全てが日本人の遺骨ではなかったという衝撃的な事実です。

 

 

(時事通信 7/29 21:51)

『終戦後に旧ソ連のシベリアに抑留され、死亡した日本兵の遺骨について、厚生労働省は29日、派遣団が2014年に収集し日本に持ち帰った16人分を専門家がDNA型鑑定した結果、「日本人ではない」との結果が出ていたことを明らかにした。

 

 同省は昨年8月に非公開会議で報告書の提出を受けたが、公表していなかった。

 

 厚労省は遺骨の返還を含め、ロシア側と早期に協議に入る方針。同省は「ロシア側とどう交渉するべきか検討してきたため、公表が遅れてしまった」と釈明した。

 

 同省によると、派遣団は14年、東シベリアのザバイカル地方で、日本人の埋葬地とみられる場所で16人分の遺骨を収集し、歯を持ち帰った。他の部位は現地で焼骨したという。収集時には、日本人の遺骨かどうか判断する日本側の鑑定人は同行していなかった。

 

 厚労省の委託を受けた専門家が鑑定した結果、16人分の遺骨全てが「日本人ではない、または日本人でない可能性が高い」と鑑定された。専門家からは「遺骨はロシア側に返すべきだ」との指摘も出たという』

 

 

 このニュースを聞き、また厚労省か!!と私は思いました。

 

 何故か、実はこれまでも厚労省が担当する遺骨収集で<日本人では無い遺骨を収集していた>例があるのです。

 

 

(朝日新聞2011年9月25日朝刊)

『フィリピンで第2次世界大戦中に戦没した日本人の遺骨を収集する厚生労働省の委託事業で、日本人戦没者でないとみられる遺骨が多数確認されたことが両国関係筋への取材でわかった。

 

フィリピン人の遺骨が収集された疑いが持ち上がり、同省が調査していた。

 

同省はフィリピン政府に収集がずさんだったと認めており、来月にも調査結果を公表するとみられる。

 

「先祖の遺骨が日本人の骨として収集された」と両国政府に調査を求めていたフィリピンの住民らは日本政府への補償要求を検討しており、新たな賠償問題に発展する可能性が高い。

 

厚労省はフィリピンでの遺骨収集を2009年から東京のNPO法人に委託。NPOの現地スタッフを通じ住民らに協力を呼びかけ、日当を払って遺骨を収集した。

 

それまで年間数十柱だったフィリピンからの収集数は09年度と10年度で計約1万7千柱に増えた。

 

このうちすでに3300柱余りが東京の千鳥ケ淵戦没者墓苑に納骨され、他は厚労省に保管されている。

 

一方、収集が行われた地域では「墓地に埋葬してあった先祖の骨が盗まれた」との訴えが住民から相次いである。

 

さらに戦没者遺族からも、収集がずさんだとして中止を求める声があがっていた。

 

このため厚労省は昨年10月に収集を中止し、遺骨の鑑定を法人類学の専門家に依頼して現地に派遣。NPOが収集し日本に送る前の1千体分以上の遺骨の調査を進めていた。

 

関係者によると、年代測定の結果、第2次大戦時の日本人戦没者のものとは考えられない遺骨が多く見つかった。女性や子どもの遺骨も多くあった。

 

厚労省はフィリピンに職員を派遣し、調査結果の概要と遺骨収集の方法を見直す意向を同国政府に伝えたという』

 

 

 

 私は8年前にこのニュースを知り、本ブログで記事にしたことがあります。

 国の為に我が身を犠牲にして南方に散った多くの日本兵の皆さん。多くの方が当時も今も祖国に帰れずにジャングルの中や、今回のシベリアの様に人知れぬ極北の地に埋められています。

 

 国家は、そうした先輩の方々に対して一柱でも多く祖国の地を踏ませてあげれるのが使命であり、その仕事を担務する厚労省職員の責務であると考えます。

 ですから、8年前のフィリピンではNGO任せにしたことが、現地の人間の安易な<金稼ぎ仕事>になっていたことを見抜けず、杜撰な遺骨収集になってしまった訳です。

 

 恐らく今回のシベリアでの遺骨収集のミスも、杜撰な現地調査と遺骨収集のあり方があった筈です。

 私は捻くれていますので、こうした作業にも国が関わっている以上、税金が払われているはずであって、その場で日本人では無い遺骨を持ち帰った際に誰かが<得をしている>のではないかと勘ぐります。

 

 現地の情報を寄せた人間がいい加減だった。

 担当の厚労省の役人がやる気がなく、誰でもいいからと言う仕事をしていた。

 

 そのどちらかではないかと。

 

 思い出すのは、私が敬愛する佐々淳行さんです。

 

 佐々さんは香港領事時代、たった一人で現地のクーリーを雇いイギリス軍が管理していたストーンカッタース島という島で日本兵の遺骨収集を行いました。

 佐々さんから直接お聞きした話では、国内の上級役人の中には<そんな仕事はホワイトカラーの俺達がやる仕事じゃ無い!>という陰口をきく諸先輩や同僚がいたと言います。

 しかし佐々さんは、一人でも多くの日本兵遺骨を収集し祖国日本に連れ帰ることを胸に刻み、シャツの袖をまくってスナを掘り返し、髑髏を大切に抱え、限られた時間内で実行したそうです。

 

 今回のこのニュースを知り、安倍総理は怒りのコメントを発するべきです。

 

 そして日本の為に命を亡くし、今もアジア各地、北方、南方に眠り、祖国への思いを宿しているであろう諸先輩の遺骨を一柱でも多く連れ帰ると、言葉にして貰いたいと思います。