やりました!北島康介選手が金メダルです!!

 アテネ五輪に続き2年連続の金メダルを期待され、常々、自分自身も金メダルへの自信を語ってきた北島選手。
 予選、準決勝と59秒5台で二番目につけてきましたが、決勝レースは北島選手がこれまで訓練し、イメージしてきた通りのレースを展開したと思います。

 先ずスタートダッシュ。
 水中に映った北島選手の姿はまるであめんぼうのように水中を跳ぶが如く。美しかった。

 隣のオーエン選手に比べ、その瞬間から北島選手が彼らに優っている事を感じました。

 また前半50メートルの泳ぎもゆったりとして、他の選手よりもストロークが少ないのにその泳ぎと伸びは完全に他を圧し、正に王者の泳ぎ。
 この前半の泳ぎで優勝を感じることが出来ました。

 そして50メートルターン後の泳ぎです。

 あっと言う間に他の7人を置き去りにした北島選手。
 その泳ぎは力強く、水泳ニッポンの栄光と誇りを一人で担い続けた8年間がひとかき、ひとかき毎に昇華し、栄光へと突き進みます。

 そして栄光のゴール!!

 優勝インタビューで北島選手は泣きました。
 前回のアテネで有名になった“チョーッ気持ちいい”というセリフは無く、涙をこらえ無言の中で、私には更に大きく“チョーッ嬉しい”“チョーッホッとした!”という声が聞こえてきたような気がしました。

 どんなにか苦しく辛くプレッシャーに耐えた4年間だったことか。

 櫻井翔君が北島選手をインタビューした時、彼らには「選ばれし者の恍惚と不安我にあり」存在そのものだと書きました。

 今、北島選手の頭上に“選ばれし者の栄光”が輝きます!

 北島康介!グッドジョブ!!!