たった今、中国の友人で歌手のアミンちゃんのコンサートを聴いてきました。

 彼女がサントリーウーロン茶のCMソングを歌っていることもあり、今日のコンサートは「aminウーロン茶歌会 ウーロン茶のCMソングから、中国語を始めませんか? 発売記念ライブ」という長いタイトル。
 ディズニーランドにある「クラブイクスピアリ」内でアットホームな雰囲気で行われました。

 aminちゃんと私が知り合ったきっかけは、もう10年ほど経つでしょうか。
 以前、本ブログでも紹介したロック界の偉人・ファンキー末吉と仕事を一緒したときに遡ります。

 もともと上海出身のaminちゃんは日本での歌手デビューを夢見て来日。
 プロダクションの大手ホリプロに一時所属していましたが、ファンキー末吉の「夜総会バンド」に加わり、アイドルよりも歌手としての道を歩み続け来た女性です。

 NHKbsでは「上海特集」のレポーターとしてシリーズ出演していましたので、テレビを通して彼女の顔と名前を覚えている人も多いかも知れません。

 ちょっと見は小柄な体で、声も消え入るようにか弱い女の子と見えるのですが、これが中々根性があり、日本と上海を股にかけて活躍する歌姫であります。
 久しぶりに彼女の歌声を生で聞き、弱々しげな姿の奥に生き生きと輝く「歌霊」を感じることが出来ました。

 彼女の歌を聴いていると中国語の歌詞にもかかわらず、その「歌心」が聴いている間にスッと胸の中に染み込むようだったのです。
 
 言葉には「言霊」があり、歌にも「歌霊」があるんですね。

 「ACROSSー楼蘭の少女ー」。「おなじ空の下」。
 まだ聴いたことのない方は是非一度ご試聴下さい。きっと優しい心で胸が満ちてくると思います。歌霊は国境も言語の違いも越えることを実感しますよ。