2009年9月2日。


昼過ぎ。


どしゃ降りの雨の中。


俺は・・・・・もんの凄い勢いで自転車をこいでいたっ!!


・・・この時点からさかのぼる事約20分。




旧暦のお盆の中日。


期末も全教科終了。


数学は案の定赤点確定の出来。


最終日のラストに数学は個人的には堪える。


外は曇り。


ショートと掃除が終わり、あの空のような気だるい気分と共に俺はうぃ達のクラスへ。


いつもなら10分くらいそこで喋ってコンビニに寄って帰るのだが、外は小雨。


雨が降ると面倒だといっていつもより早めにオルテガとうぃと俺は校舎を出る。


そして校門を出たところでオルテガは真っ直ぐ信号を渡って別の進路を執る。


一方、自転車に跨る俺とうぃは左に曲がる。


少しいって信号待ちをしていたとき、それまでおしとやかにポツポツ降ってた雨が急に強くなるっ!


それまでを綺麗な大和撫子というのならば、これはそう、ハードロック界の超新星とでもいうべきか。


強烈に降りつける雨。


だが信号はさっき赤に変わったばかり。


容赦なく降り続く雨。


とりあえず視界が悪くなるためかけていた眼鏡と携帯をかばんの中に収める俺達。


やっと変わった信号を見て相合傘に収まったカップルを横目に俺達は全力で自転車をこぎだす。


ここからは緩やかな下り坂。


だがこの自転車に乗った高校生2人組は速度を全く緩めずに坂を下る。


そして2つ目の信号待ちに差し掛かったときにあのハードロック界の超新星は更なる進化を遂げるっ!


ハードロック界の超新星はデスメタル界の頂点に君臨するシャウトが素敵な女性ヴォーカルへ!


更に強くなった雨だが俺達には最早雨宿りなどという選択肢は無く、信号が変わってまた進む。


橋を渡ってここでうぃとはお別れして俺は信号を右へ。


しばらく真っ直ぐ行った後、長い且つ結構な傾斜の上り坂。


ここを水を吸って重くなった服を纏ってこいでいくのはあまりにも無謀。


そこで自転車から降りて歩き出す。


すると靴は一歩ごとにグチョグチョと音を立て素晴らしいハーモニーを奏でる始末。


これは急がねばならないがまだ家までは約1kmと先は長い。


5分くらいでようやく坂を上り終えると今度は真っ直ぐ。


もう服はベタベタだった。


が、それでもデスメタル界の頂点に君臨するシャウトが素敵な女性ヴォーカルは止めてくれない。


少しすると今度は12段の階段と緩やかだが100mくらいの坂。


もうここを越えれば後は長い下りと少しの登りのみ。


ここまで来ればスタミナなんてどうでもいいと思って俺は階段を登った後自転車をこぎだす。


服の重さと全力でこいだ事により予想外のヘロヘロ。


だが下りに差し掛かる。


ここを踏ん張れば一気に家までもうすぐってところだ。


最後の力を振り絞って一気に家まで直行。


そしてびしょ濡れながらも家に着く。


デスメタル界の頂点に君臨するシャウトが素敵な女性ヴォーカルめ、さまあみやがれ。


すぐに風呂に入ろうとして服を脱いだら体が軽いのなんの。


そして風呂に入ってパソコンつけて携帯とミュージックプレイヤーの無事を確かめる。


すると、ミュージックプレイヤーが動かない・・・


充電切れかとも思ってとりあえずパソコンに繋いで少し充電してみたけど動かない。


失意と絶望に打ちひしがれながらそのまま疲れのために俺は眠りに落ちた・・・


そしてさっき目覚めて今こうしてパソコンに向かっている。


いつも学校に行くときも帰るときも俺を暇にさせなかったあいつ。


寝る前に1曲聴かせてくれたあいつ。


あいつがいないなんて考えられない、考えられねぇよ・・・


これからあいつ無しでどうやって生きていけばいいんだよ・・・!





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