続き…
ここからちょっとZX-10Rのエンジン
こちらもバラすの手伝ってきました。いや、邪魔はしてないですってば!!
まず驚いたのがカムの作用角!
見てハッキリとわかるくらい広い!完全に高回転狙い。マニュアルによると300度くらい。
必要トルクは排気量で稼いで、高回転でパワー出す狙い?まぁやっぱりこれが一番いいですね。
この作用角はAE86だと完全にレース用。ポン付だと吹き抜けでまともにアイドリングしませんね。
つか、低回転スカスカで公道なんかまともに走れない。
6Rのカムの写真撮り忘れました。見ると違いはよくわかるんですけどね。
もっと三角にとがってます。つまりバルブを押し開けてる時間が短い。
そしてやっぱりカムスプロケに長穴があるwww
燃調取ってあるとは言え、恐ろしく綺麗な燃焼室。
まぁこれは車体により違うでしょうけど。
ロッカーアームタイプ。
昔のS13シルビアもロッカーアームだったけど、8,000回転以上で壊れるって言われてた。まぁあっちはクリアランス調整機構が付いてたから余計に弱いのかも…
材質なのか設計なのかアーム使っても高回転まで持つようになったんですね~。
最後に、燃焼室は綺麗なのに外観はバッチィ~
飛び散ったチェーングリスとか洗った形跡なし
たぶんオーナーはこのブログを見てないはず…見てたらゴメン笑
結論!
ガチでサーキットを走ろうと思ったらやっぱりZX-6R636ではいささか覚悟が必要である!
カウルがない!から始まって、OH時期も短くかえって高く付く!!
ような気がします。。。
サーキット1万キロも走ったらカムチェーン切れるかも。そしたら致命傷です。
※但しいずれもR1や10Rと比較したらって話です。
そして出来ればブリッパーの付いた車体がコンマ数秒でも速く走れますよね。コレもスーター投入で改善されますがもちろんコスト…
と言ってもミドルSSないんだよなぁ。R6は生産終わってるし(ベース車両はまだ売ってる?)、CBR600RRは付いてるのかな??
よく知りませんけど。
と言うか、最初からリッターSS選んだ方が結果的には良さそうですね。
※個人の感想です
と言う訳で丸二日のお手伝いでした。
いや、邪魔はしてないですってば!
いや、ホントに・・・
たぶん・・・
おしまい