ども。



大袈裟なタイトルから始まるこの文章、中身は大したことはないんでw。



さて去年の今頃、どこかのSNSで「自分がなりたい姿」を書いた記憶がある。


(どこだか探すのは面倒なのでやらないw)


そこに「なんの仕事をしているのか見た目では分からないけど、ちょっとオシャレなおじさんになって自立する」と書いたはずだ。



そして今、そうなった。



いわゆる会社員然とした姿ではなく、ストレッチスリムパンツを履き、ソフトジャケットを羽織り、ナイロン地のトートバッグを持ち歩いている。



もちろんネクタイなど、クールビズが終わっても締めることはない。



20年前の会社員だったらまず居ない風体も、このコロナ禍を経た昨今、会社員の服装、持ち物のカジュアル化は進み、面白くも珍しくもなくなった。



それでもとにかく、自分の「なりたい姿」は実現しているわけだ。



が、「姿」の表層だけが現実化して、相変わらず下級階層の会社員である自分の、信念(を動かす感情)の薄っぺさには苦笑するしかない。



それとも物欲や出世欲、自立欲に、それほど強い感情を持っていなかったということなのか。



そうなんだな。間違いなく。



だって腕時計、「チープカシオ」のデジタル時計だもの。



高級品を身につけると本人も、それに見合ったレベルに上がる、なんて聞いたことがある。



でも薄くて軽くて防水で、電池寿命が10年近く、直感的目視なデジタル表示で、その価格は1000円ちょっと。



テレビ番組で芸能人の所有物として紹介される、ハイブランド腕時計は「金属と石の塊」にしか見えない(大袈裟だけどw)。



そういえば服装、持物もほぼアウトレット、ノーブランド、リサイクル品のどれかだ。



これが顕在意識下の信念(感情)=潜在意識に基づく行動の結果として、金持ちになれないのだとしたら、それはそれで仕方がない。



古い歌の一節にこういうフレーズがある。


「駆けて行くには遠すぎる。

    歩いて行くにはもう、若くない。」


そういうことなのだ。


でわでわ。