2月の終わりから始まった面会禁止
。
必要な物を届けに玄関先で顔を見たのが3月
に1回。
せめて好きだったお菓子と、つくだ煮、生果物も
駄目だから白桃の缶詰をグループホームに暮
らす皆さんとスタッフさんにと届けました。
接触者を極力減らし、入居者の健康を守って
くださっているスタッフの方々に本当に感謝感謝
です。
玄関先に現れた母。2ｍくらい離れているのですが、
連れて帰ってくれるんでしょ？と不安げに聞いてき
ますがなるべく明るい声と笑顔
で
今は無理だけどその話はまた今度ね。
とにかく元気でいてね、と言うと孫ちゃんは元気？
お父さんは？と。
家はみんな元気だからねっ！と言うと
うんうんと手を振ってくれました
。
まだ昔の記憶は保たれてる…。
ホッとしました。
認知が進むのではと思っていましたがホーム
では人がいて規則正しい生活が出来ているの
で思ったよりは大丈夫そうです。
実家にいた時は週２回のデイと私と父以外とは
接触がなく、自律神経失調症から1日中横に
なってばかりでした。
穏やかだけど何もしてくれない父にイライラして
ばかりだった母。外面を気にする母はそんなこと
をおくびにも出さず、私にだけ毒を吐き続けていま
した。何もできない父を放っておけず世話をしない
と気が済まない母。
レビー小体型認知症が始まり、きれい好きだった
のに体調が悪く家事ができなくなり、汚れていく家
を見て何もしない父に怒りが沸き出て服用していた
アリセプトの副作用から強く父を罵倒しだしました。
合わない夫婦が暮らすのはお互い大変だったんだろ
うなとつくづく感じます。
自分を誤魔化しての生き方は辛いですよね。
ただ状況が変わらないのなら自分が生きやすいように
考えていかないと苦しいだろうなと両親を見ててわかり
ました。
ホームは個人の携帯電話の持ち込みはできないので
昨日ホームに電話して様子を聞き、母に換わってもら
いました。
なんか変です。認知進んだ？と心配になり、
もしもし、どうしたの？大丈夫なの？
と話しかけると
今ソファで皆さんとテレビ見てるのよ
と。
相変わらずよそ様が気になりよそ行きの母でした(笑)。
まだよそ様を気にすることができるなら大丈夫だな