私の姑。意地悪な人ではありません。
いじめられたこともいびられたことも
ありません。
ただ真逆なところにいます。
私、とにかく楽したい
楽するために簡易にするために
は努力します
姑、苦労が生き甲斐。
これでもかと苦労を拾いまくり
背中の籠に入れまくります
結婚後まめに電話を入れていた
のですが2~3時間は自分の人生
劇場話。
確かに苦労の連続の姑でした。
(なんせ拾い集めてましたから)
いつも、こんなに大変だったんだよ、
どれだけ苦労したか、私以上に苦労
した人は見たことないね。いたら大変
だよと饒舌に目を輝かせながら話
してました。
姑は自己犠牲に快感を覚えるけれど
見返りがないと、これだけしてやった
のに~と怒りの炎が燃え上がる
自分の身を切ってまでやってあげたん
だからお返しは当たり前の考え方。
私からしたら迷惑(笑)な善意の押し付けと
感じるのですが
申し訳ないけど、同居なんぞした時には
善意の押し付けで家庭崩壊はもう確実。
なもんで夫はめんどくさいことに巻き
込まれたくないから長男だけど同居は
しませんでした(そうでしょうね。貴方の
選んだ嫁は黙って姑の言うことを聞くタイプ
ではないですものね)
姑はプライドが高い人だったから自分
から同居の話はしませんでした。
息子と嫁が是非うちに来てください!
と言うのを待っていました。
それなのに、ごめんなさい貴女の息子と
嫁は自分の家庭ファーストの人間でした。
夫の姉夫婦は本当にいい人で申し訳ないくらい
姑の面倒をよく見てくれていました。姑に私が、
「お義姉さんがそばにいてくれてありがた
いですね。」と言うと即座に
「あの子のことは孫含めて散々みて
やったんだから当たり前だよ」と。
私が呆気にとられた顔をしたら
すぐに気づいて
「いつも面倒見てもらったから当たり前
だよってあの子がそう言うのよ」と
いえいえ、本性しかと見ましたよ
それでも苦労をし続けた姑でしたから
姉夫婦とフォーメーションを組みお世話
をしながら一人住まいのマンションで転ぶまで
穏やかに暮らしていました。
転んでからは車いす生活になり、特養に
入居し昨年秋に天寿を全うしました。