大相撲・元大関の把瑠都が、母国であるバルト3国・エストニアの議会選挙で初当選し、エストニアの国会議員となることが正式に決まりました。
エストニアの選挙管理委員会は3日、先月投開票が行われたエストニアの議会選挙で大相撲の元大関把瑠都、本名カイド・ホーベルソンさん(34)の当選が確定したと発表しました。
ホーベルソンさんは、6年前に相撲界を引退したあと、日本で芸能活動やエストニアの食品を輸入するビジネスなどに携わり、母国エストニアで政治家になることを目指して、去年5月に帰国していました。
選挙の結果、ホーベルソンさんは、立候補した選挙区の比例名簿で次点となっていましたが、選挙後に名簿で上位にいた候補者が辞退したことを受けて、繰り上げ当選が決まりました。
エストニアの議会は4日に招集され、ホーベルソンさんは政治家としての一歩を踏み出します。
ホーベルソンさんはNHKの取材に対し、「当選が決まりとてもうれしい。エストニアと日本やアジアをつなぐ懸け橋として、人や経済の交流を活発にし、エストニアがもっとよい国になるよう国会議員として頑張りたい」と話しています。
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元大関把瑠都のカイド・ホーベルソンさん、国会議員の当選おめでとうございます!