大相撲で先場所、右ひざのけがのため途中休場した横綱 稀勢の里が都内で会見し、「いい状態に仕上げて初日を目指したい」などと述べ、来月13日から始まる初場所に出場する意向を示しました。
先月の九州場所、初日から４連敗を喫し、右ひざのけがで途中休場した稀勢の里は、場所後に横綱審議委員会から異例の「激励」の決議をされ、次に出場する場所に進退をかけて臨むことが求められます。
しかし、けがの治療に専念するため、冬巡業をすべて休場するなど、調整が遅れているものとみられます。
25日に発表された初場所の番付で、東の横綱に座った稀勢の里は、東京江戸川区の田子ノ浦部屋で会見し「あと３週間、しっかりいい状態に仕上げて初日を目指し、一日一番、よい相撲を取れるように頑張りたい」と述べ、初場所に出場する意向を示しました。
また、右ひざのけがの状態については「しこなどの基本運動には支障がなくなっている。まだ、相撲は取っていないが、取れるようにしてきたい」と話し、回復傾向にあることをうかがわせました。
一方、横綱審議委員会が「激励」の決議をしたことについては、「しっかり受け止めたい。初場所はいい成績を残すことが大事になる」と述べました。
大相撲初場所は、来月13日に東京両国の国技館で初日を迎えます。
どうやら今度こそ腹を括ったみたいね。秋場所の様な奇跡は二度と起こらないでしょう(^^;