こんにちは。

文章コンサルタントの堀内です。


先日、初めて小2の息子の保護者会に

参加してきました。


これまで授業参観は何度か

観に行ったことはあったのですが、


授業参観の後に行われる保護者会は

ずっとカミさんが出てくれていたので、


私は保護者会で何が行われているのか、

まったく知りませんでした。


そんな中で初めて参加した保護者会。


何をするんだろう?

何か聞かれるんだろうか?

と、ドキドキしていたら、


何のことはない、

担任の先生の話を聞くだけでした。


そして、連絡事項や注意事項など、

ひと通り話し終えた後、


担任の先生が、子供たちが授業中に

書いた作文を読み始めたんですね。

時間の関係で4人だけということで。


テーマは、

「ぼく・わたしが夏休みに成長したと思った瞬間」。


先生は、誰が書いたものなのか、

名前を言いませんでした。


だから、私は、内容から息子の作文かどうかを

判断しながら聞いていたんです。


1人目。兄弟のいる子だから、違う。

(うちは一人っ子なので)


2人目も違う。

(内容は忘れましたが、違うと確信できました)


3人目。海に行った話だから、違う。

(今年は海に行かなかったので・・・)


4人目も違う。

(勇気を出して流れ落ちる滝の裏側に入ったら、

 そこから見える景色がきれいだったという話で、

 うちは滝に行っていないので違うと)


ということで、残念ながら、

うちの息子の作文は読まれなかったのです。


読まれた子供たちの作文は、さすがに上手く、


4人目の子供の作文なんか、


「泳いでいる。水しぶきをあげながら。」


という書き出しで始まっていて、


「小2で、こんな書き出しの作文が書ける子がいるのか!」


と、驚いたほどでした。



「うちの息子はいったいどんな作文を書いたんだろう?」


そう思って、夕食の席で、息子に聞いてみました。


「今日、保護者会で先生が作文を読んだけど、

 ★彡はどんな作文を書いたの?」と。


    (注)★彡は息子の名前です


そしたら、息子が自分の書いた作文を思い出しながら、

書いたとおりに話し始めたんです。


「泳いでいる。水しぶきをあげながら」


ん? どっかで聞いたことがあるな~。


え~、それって、4人目に読まれた作文じゃん。


でも、滝になんか行ってないはずだけど・・・。


で、息子に聞いてみました。


「滝になんて行ってないよね?」


「行ったよ。ママと」


「えっ? 滝に行ったって話は聞いてないよ」


「ママと一緒に行ったプールに滝があったの」


「なんだ、プールの滝ね・・・って、

 え~、じゃあ、あの作文は★彡のだったのか!」



そのあと、思いっきり褒めてあげました。


「さすが、パパの息子だ!」と。




でも、本当はカミさんが

小さい頃から日記を書く習慣をつけさせていたから、

その成果が出たのであって、


私の息子だからというわけではなく、

カミさんと息子の努力の賜物なんですけどね(笑)。