こんにちは。
正直ライティングの堀内伸浩です。
文章とは少し離れますが、
先日、セミナーに参加してくださった方から受けた質問で、
「こういう人も多いのでは？」と感じたことについて、
シェアしておきたいと思います。
その質問とは、
「やりたいことがあるんですが、うまくいくかどうか不安で、
なかなか始められないんです」
というものです。
あなたも、こんな経験、ありませんか？
◆
じつは、私も以前は、ずっとそうでした。
特に、30歳のときに、勢いで独立してしまってからは、
毎日が「不安」との闘いだったと言っても過言ではありません。
新しくフリーペーパー事業を始めるときも、
「広告が取れなかったらどうしよう？」
メルマガを始めるときも、
「読者が増えなかったらどうしよう？」
ブログを始めるときも、
「誰も読んでくれなかったらどうしよう？」
初めてセミナーを開催するときも、
「参加者が集まらなかったらどうしよう？」
初めてＣＤ教材を発売するときも、
「売れなかったらどうしよう？」
そんなことばかり考えて、
なかなか行動を起こせずにいました。
そして、ストレスによる神経性胃炎で、
胃がキリキリと痛む日々を送っていたのです。
（ちなみに、胃が痛くなったときは、お風呂に入ると
水圧で少し痛みが和らいだので、胃が痛み出したら、
夜中でもお風呂に入っていました）
一度だけですが、ある晩、激しい「胃けいれん」に襲われ、
救急車で病院に運ばれたこともありました。
（このとき、初めて点滴というものを経験し、
その痛さを知ったのでした）
◆
しかし、きっかけは忘れてしまいましたが、
あるとき「不安」の正体に気付いてからは、
神経性胃炎になることはピタリとなくなったのです。
その「不安の正体」とは？
「過度な期待」です。
つまり、最高の結果を期待するから、
「そうならなかったらどうしよう」と不安になるわけですね。
しかも、最高の結果が出るだろう
ということについての根拠がまったくない。
「これこれこういう手を打ったのだから、
これくらいの結果は出るはずだ」という根拠もないのに、
単なる希望に基づいて、過度な期待をしてしまっている。
それが、自分自身に対するプレッシャーとなり、
自分を不安にさせていたというわけです。
そして、思うような結果が出なかったときには、
すごく落ち込み、自信を失くしてしまうと。
人によっては違うかもしれませんが、
私の場合はそのパターンでした。
◆
しかし、よく考えてみたら、
最初から、何もしないでうまくいくはずがないんですね。
にもかかわらず、最高の結果が出ることを、
根拠もなしに期待してしまっている。
「俺って、何様？」
「俺って、何もせずに結果が出せるほど、すごい人間なの？」
って感じですよね。
だから、「過度な期待」をしなくなったときから、
スーッと心がラクになったのです。
そして、胃が痛むこともなくなりました。
◆
だから、もし、あなたが、
「ブログやメルマガを始めようと思うけれど、読んでもらえるか不安」
「ネタが続くかどうか不安」
といった「不安」が原因で、始めることに二の足を踏んでいるとしたら、
「最初からうまくいくはずがない」と考えて、
ラクな気持ちで始めてほしいと思います。
また、
「ブログやメルマガを始めたけれど、
思うような結果が出なかったのでやめてしまった」
という方も、もう一度、始めてみてはいかがでしょうか？
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