こんにちは。
文章コンサルタントの堀内伸浩です。


本日は、「お客様が増えるメール、減るメール」の第5回目です。


【第5回】 丁寧すぎる、肩凝りメール


●借り物の文章は読みたくない


「拝啓 時下ますます~」で始まったかと思ったら、


「貴殿におかれましては」「~申し上げます」

「~でございます」「~いただければ幸甚です」といった


難しい言葉が並ぶメールやFAXが、

たまに営業マンの名前で来ることがあります。


その度に、私はこう思います。


「これって、あなたの言葉じゃないでしょ!」と。


しかも、こういう硬い文章というのは、

読んでいて疲れるんですよね。


会社として出すものであれば、

このような丁寧なものでもいいのかもしれませんが、

営業マンが書く文章としては、

少々ではなく、かなり硬すぎます。


もちろん、お客様に送る文章は丁寧に書く必要がありますが、

丁寧すぎるのも考えもの。


特に、メールでは「拝啓 時下ますます~」といった挨拶は、

使わない傾向にあります。


お客様が読みたいのは、借り物の文章ではなく、

あなた自身の言葉で書かれた文章なのです。


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