北の新地の

西から入ったところで

ジャズバーを

やっておられた時



よくみにゆきました

声が甘くて

優しくて


性格そのままの歌声で

「無情の夢」

が好きでした。

ある時から

カツラを外し



自分を曝け出して

素晴らし役者

また画家としても

活躍されました



みんなが

ここばっかり待てる気がして

とったんだよ


全ての虚飾から

解放された

男の決意

今も忘れません



合掌