佐伯祐三が生まれた時

梅田の次の駅淀川の手前は

中津村

だった


中津から

ずっと東にゆけば

毛馬村があって

そこで

江戸で

俳画として名をなした

与謝蕪村がいる


中津と毛馬

堤をゆけば自転車で15分ほど

2人は

全く時代は違うが

淀川を見て

育ったのは

似ている


郵便配達夫は

日本と自分を結ぶ

唯一の

ラインだった


菜の花や

月は東に

日は西に