小学5年生
か
4年生
くらいかな
一緒に写っているのは
誰か
わかりませんが
立っている
前に
アパートがあって
家の
前で
雑貨屋をやっていました
ごくごくたまに
トラックの兄ちゃんが
何か買うくらいの店でした
僕が立ってる後ろは
おじさんの家で
板を打ちつけただけの
壁もない家に
ほぼ6年間
住んでいました。
貧しさの
極の家で
それが
戦後の象徴のような
家でした
こんな
家に住んでいながら
英語の放送を
聞いていたおじさん
そんな
中で僕より一つ下の女の子のいとこがいて
もちろん嫁いで
今その子は二人とも
医者になっています。
貧乏は
勉強するしかなかったから
貧乏は
ありがたい
ことだったのです