写真
下が
五代目文枝

どこで撮ったのかなぁ
師匠は
おそらく
45.6
歳くらいかなあ
どちらもネクタイしているから
何かのパーティーかなぁ


いま
思えば
面白い師匠だった。
そして
師匠にとっても
良い時代に生きたと思う


四天王となり
まだまだ
師匠の
落語の世界が
少しはわかる時代だったから


猿後家や
初天神
天王寺詣り
コプ弁慶に船弁慶
植木屋娘


あの
突き抜ける声
粘っこい
言い回し


短気だったのか
気が長かったのか
よくわからない
性格
まあ

人柄は
総じて温厚かもしれない。



次の御用日
辻占茶屋
菊江仏壇
たち切れ線香


あの声と味は
つい従いを許さない

若い時は
苦労されたかもしれないが
中年から晩年は
幸せだったと思う