小学校
2年生の時に
向かいの
A産業のボイラー室から
出火
翌る日の新聞に
大々的に乗る
大火事だった。

その裏に住んでいた僕は
命からがら逃げた
よくぞ逃げられたと
思う
未だに
頬が暑かった
思いが残っているくらいだ


夜空を焦がす
紅蓮の炎とは
よく言ったもので
あんな火事は
二度と見たことがないしまたくもない