負けへんで‼️
      コロナ‼️


創作小噺シリーズ
第       167回




タイトル
《記念花火》


「おい、花火の会社がな個人的に花火を上げてくれる商売をしてるらしいねん。場所を指定したら、色々役所への手続きは全てやってくれるらしい」

「あらそうなの」

「あっちこっちで祭りが中止になったからな、花火屋も生き残りをかんがえとるねん。本格的な大きいやつやで、一発10万円やて、どや、40歳の息子にやっと嫁が決まってん。披露宴パーティの時に、祝いに、1発打ち上げたれへんか?」

「いいわね、
出来れば、もう1発お願いしましょうよ」

「孫が出来るように、それもええな」

「違うわよ、私達の離婚祝いに、息子の結婚をキッカケに
あなたと離婚したいの
よろしく!」

「えーーーーー」


おわり