負けへんで‼️
       コロナ‼️


創作小噺シリーズ
第       152回



タイトル
《客席、解禁、満員御礼に》


劇場支配人、芦田
「いよいよ、劇場の入場客
100パーセントに行けるぞ、さあ、今までの分を
なんとか
取り戻す。
補助席も内緒で用意しとけ」

副支配人、岡田
「大丈夫ですか?」

芦田
「今までの、赤字を取り戻さんと、お前の給料もでんぞ、それどころか、おまえクビやで」

岡田
「そんなアホな」

芦田
「その代わり、感染防止対策は完璧に完璧をきす。
換気に休憩時間、1時間」

岡田
「1時間も?」

芦田
「もちろん
入場の際には、
手洗い、検温、換気の際には
お客様の上から
消毒液が
噴霧される。
それと
劇場からマスクを支給して、つけてこられたマスクの上から
特別製の大きなマスクをしてもらう
完璧にして
客席を満員にするぞー、やったるでー」

岡田
「なるほど」





岡田
「支配人、超満員のお客様が入りましたが、出演の若いダンサーが発熱して、検査の結果陽性が出て、公演中止になりました」

芦田
「アッチャー」ドテッ!