負けへんで‼️
         コロナ‼️


創作小噺シリーズ
第    112   回
 




タイトル
《選抜高校球児が甲子園で1試合》




甲子園出場を決めた某高校監督
「良いかみんな、この時期あきらめていた
甲子園で、一試合だが、できるようになった。
思い出を作って欲しい。
もう
相手チームは決まっている
九州の
強豪校だ。
メンバーは
最後の試合ということで
3年生を
中心にメンバーを選んだ。
もちろん
勝ちにこだわって行く
たった一試合だからこそ、後悔のないようにしたい。
わかったなぁ」

野球部部員
「はい!」

監督
「それから、高野連からの通達で、試合の
合間の時間で、完璧にグランド整備を短時間でしないといけないために、甲子園の砂は持ち帰ってはいけないことになった。
思い出にとっておきたい気持ちは
分かるが、
通達があったから、仕方がない。
我慢してくれ!」

野球部部員
「はい!」





野球部キャプテン
「みんな、聞いてくれ、2塁打以上の場合は別として、内野ゴロを打った場合は全て
滑り込んでくれ、
それ以外
間に合うようでも
みんなで
滑り込んで
滑り込んで
できだけ、ユニフォームに
甲子園の砂をつけよう。
絶対に払うな!
最後まで
ドロドロのユニフォーム
試合を終えよう。
そのまま
宿舎に帰って、丁寧にユニフォームについた土を払い
集めた土を
ベンチに入れなかった
3年生に
記念にあげよう!
もちろん
出場したものも
小瓶に入れて記念にしよう!
大会当日
出来るだけ
ユニフォームに甲子園の土を
つけよう!
分かったな!」

部員全員
「オー‼️」



おわり