魚類の鰭には支えとなる線状の組織があります。

硬くて先端が尖っているものを棘、柔らかいものを軟条といいます。軟条は先端が枝分かれしていることがありますが、根元で繋がっていれば一本としてカウントします。


さて、鰭の特徴を数式のように表したものを鰭式といいます。

棘は大文字のローマ数字で表し、軟条はアラビア数学で表します。また、背鰭をD,胸鰭をP,腹鰭V,臀鰭A,尾鰭Cと表記します。


例えば「D X, 10; A  II, 4; P 10」という鰭式は背鰭が 10 棘条と10 軟条からなり、臀鰭は 2 棘条と 4 軟条、胸鰭は 10 軟条あることを示します。


毎年、鰭式の問題は一問ぐらい出ていますので余力のある人は是非覚えてみてください。