少しだけ開いた口を閉めるわけにもいかず。
「ううん。ごめん、なんでもない」
「で、なに」
何か言おうとしたことは、しっかりとばれている。
「ほら。わたしとエッチできるから、いても何も言わないのかなーって」
「え、そんなの別に一緒に住んでいなくても出来るじゃない」
「そうだけど」
そうだけど、そうじゃなくて。
この人は。
……時折、なんだか怖くなるのだ。
理解しきれない、というのだろうか。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
走り続ける。
目的もなく。
家に戻るには中途半端な時間を。
太陽がまだ沈まない海岸線を。
三人ともバラバラの想いを乗せて。
地球の空気を汚しながら。
救いもなく。
癒しもなく。
誰にも理解されず。
理解も求めず。
「浜におりてみる?」
「あかんて。寒いて」
「車が汚れるから嫌です」
ただ、道に沿って走っていく。
To be continued...
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