前回から、国際法に於る個別の事件や判例をご紹介しています。

 

国際法の個別の事件や判例は、挙げだすとキリがないので、

私が興味をもったものだけを紹介します。

 

今回ご紹介するのは「ニカラグア事件」

 

 

事件の経緯

 

中米に「ニカラグア」という国があります。

 

ニカラグアである時、政権交代がありました。

 

それまで親米政権でしたが、

反米の左翼政権が誕生します。

 

米国としては、この反米政権がどうも周辺国に社会主義をたきつけようとしてるんじゃないかと疑い始めます。

 

それが気に入らなかった米国は、まずニカラグアを空襲し、沿岸に機雷を敷設します。

 

それに留まらず、ニカラグアの反政府勢力「コントラ」を支援しだします。

 

具体的には、資金や武器の供与の他、訓練もしてます。

 

米国の支援を受けたコントラは、ニカラグアで破壊活動をします。

 

ニカラグアとしてはたまったものではありません。

 

そこでまず、国連の安全保障理事会に訴えますが、

安保理では米国が拒否権を発動し、この訴えは葬られました。

 

そこでニカラグアは国際司法裁判所に訴えます。

 

 

国際司法裁判所判決

 

国際司法裁判所は、まず米国の行為を3つに分類しました。

 

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