私は小学5年生から中学3年生まで剣道をしていました。
なので多少、剣道に趣があります。
知ってる人として、「此は誤解だよ」とか、「こういうのがあるよ」というのがありまして、
豆知識になりますし、
これから剣道を初めようという人には参考になるかもしれませんので、
ぜひ最後までお読み賜われたらと。
年いってからでも初め易い
幼くから初めてる人もいますが、
中学校や高校から初心者で始める人もそこそこいます。
野球やサッカーだと、高校から初めるには遅いですが、
最初は経験者、初心者で分けられるものの、「高校から初める人もいるよね」って運動はそうはないですから、剣道は初心者に寛容であるといえます。
金がいる
剣道は金がいります。
竹刀だけならそんなに高くないのですが、
特に金がいるのが防具。
当時の最安の防具を買いましたが、
一式を揃えるのに約5万円でした。
大人用だと十万円•廿万円のもありますので、
高額ですね。
部活や道場によっては、お揃いの防具があったりしますので、
安い防具を選べなかったり、使える防具を持ってるのに買替えたりしなければならないかもしれません。
道着(着物みないな服)は買足しましたし、小手に穴があいたので買替えましたが、
一式を買替えたりはしていませんので、
偶にお揃いの防具を見かけると、「勿体ないなあ」と思ってしまいます。
買替えたかは分りませんがね。
でもあれだけ竹刀で叩かれてるにしては物持がいいので、
長く使えるならそっちがいいかと。
ノーパン
剣道は、基本はノーパンだそうです。
先生がそう仰ってましたし、
先生方はノーパンです。
パンツ脱いでるの、よく見ます。
ですが小中学生がノーパンには、まずなりません。
私も、公式試合でも、ノーパンになったのは1度もございません。
臭い
剣道に臭い印象をもってる人も多いんじゃないでしょうか。
特に剣道部は、よその部活から「臭い」「臭い」とよくいわれます。
まあ、臭いですよ(苦笑)
でも、やってるとある程度は慣れます!
そんなに気にしなくていいし、
気にならなくもなります。
野郎ばかりでなく、
中学生、高校生、大学生といった、年頃の女性も臭い中、剣道してますから(笑)
私がびっくりしたのは寧ろやめてから。
高校では剣道部に入りませんでしたが、
授業で剣道がありました。
授業で道場に入ったら、臭い臭い!
現役だった折でも、自分が臭い自覚はありました。
だけど慣れもあったんで、他の運動してる子が「剣道は臭い! 臭い!」って騒ぐのが、今一ピンときてなかったんです。
「あんたらも汗かくし、臭いのは一緒だろ!」って思ってました。
でもやめてから道場に入ったらびっくりですね。
現役で自覚してた臭さと、やめてからの臭さがこんなに異なるとは!
他の運動してる子が「臭い」「臭い」っていってたのが漸く理解できました。
じゃ、なぜ臭いのかというと、
防具は洗えないからです。
面と小手は布製ですので、汗を大量に吸うんですが、
洗える作りではありません。
あんなの、洗濯機に放込めないですからね。
人によってはファブリーズしてますが、限界はあります。
しかも、往々にして、道場の隅の棚に置いてたり。
そうなると、換気の悪い所で日陰干しになってしまいますから、そりぁあ臭くなります。
面と小手ですが、敢てどっちが臭いかといえば、人や感覚にもよるんですが、
小手の方が臭いですね。
少なくとも私はそう匂っています。
面の方が臭そうな印象がありましたし、
頭より手の方が洗う回数も多いし、
当初は小手の方が臭いのは意外でした。
でも、意外と頭より手の方が汗かくんですね。
加えて、面をつける折、まず「面タオル」という手拭を頭にまいてから面をつけます。
少なくとも髪は面には直には触れないんですね。
耳辺りは面に直接触れますが。
面は洗えませんが、
面タオルは、洗えますので、人によっては毎日洗います。
剣道の装着で、高頻度で洗濯するのは、ほぼ面タオルだけではないでしょうか。
結果的に、多少ではありますが、臭さ対策ができてるんですね。
当然、この位では全然臭いんですよ!
対して小手は、全面で肌に直に触れます。
より汗かく部位を、より直に装着してるんだから、そりゃ臭いです。
「腐った卵の匂いする」とかいってる人いましたね(笑)
本当に小手は臭いですよ!
道着と袴は面タオルと同じく洗濯できますが、
面タオルと異なり、毎日、洗濯してる人はそうはいません。
(他の人が面タオルを毎日洗ってたかは知りませんが…)
道着や袴はゴツいので洗濯槽の容積をとってしまいますし、
道着は藍染されてる道着もあり、色落する迄は、洗濯すると洗濯水や他の衣類が青くなりますし、
袴は折目がありますから、洗濯後にアイロンがいりますが、毎日アイロンも面倒…
防具一式を買替える、でない限り、臭さは放置されています。
痛い
「防具つけてんだから、叩かれても痛くないだろう」
と私は思っていました。
ですが実際にはかなり痛いです!
面と小手が特に痛いです。
面も小手も、殆ど布製ですので、ぶ厚いとはいえ、竹刀の衝撃の全ては吸収してくれません。
ピンポイントの打ち所にもよりますが、
面をうたれて脳天がくらっときたのも何度かあります。
地味に痛いのが小手。
大体、稽古が終ると、手首に痣ができます。
対して胴は痛くありません。
胴は竹刀の衝撃に耐るだけの硬さがありますから、うたれても痛くはないです。
痛くはないんですが、恐いです。
竹刀が我がの胴体を思っきり叩いてきますから、
叩かれる直前の恐怖は、痛みに比してでかいです。
よけたくなります。
よけて変な所に当る方がよっぽど痛いので、素直に胴を差出した方がいいのですが、
なかなかの恐怖ですよ。
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