偉人、超人、達人、名人。
その道を極めし人を讃えることはいい。
ご本人は、小っ恥ずかしく感じるだろうが、そう感じるのがいい。
世に出るために虚実が入り混じってるなら、それを恥ずかしく思う感覚がいい。
でも、人であるから、やはり驕りも出てくる。
それも、また仕方ない。
有名になり、チヤホヤされて、浮つかない人なんて、ひと握りだろう。
調子に乗ってると、必ず足元をすくわれる。
すくわれてからが本物になるか、っぽい人で終わるか、の分かれ道になる。
大抵の人は、っぽい人で終わる。
凡人、俗人が舞い上がるとそうなる。
誰かのことを言ってるわけじゃない。とりあえず一般論。
本物には触れなきゃわからない。
触れてもわからないかもしれないが、他との違いはわかるから触れてて損はない。
黒崎先生に触れてなければ、安里先生の実力はわからなかっただろうし、菊野先生の凄みもわからなかったかもしれない。
私が当時実力を認めていた武友ふたりが口を揃えて、凄いという大西さんに触れてなければ、ミカエルやヴラッドの凄さを痛感できたかはわからない。
だから、凄いといわれる方々には触れときたい。
が、無い袖は振れない…いや、無い袖じゃ触れられないのが現代の実情(笑)だから、選択するよねぇ、泣く泣く。
世の中も、私も、波乱万丈だった今年の半分が、やっと過ぎる。今のところ、五十代最後で最悪の半年間でした。
そろそろ、この辺で上昇に転じるんじゃなかろうか、と、地道に、笑顔で、今を生きる稽古人です。
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