非日常を想定して、日常に生かすのもシステマです。 | 魁!稽古人、徒然日誌

魁!稽古人、徒然日誌

空手とシステマ、誰ツヨDOJOyを稽古しているオヤジの徒然日誌です。武の体育功学舎空手伝承会松尾道場主宰、システマ福岡ネットワーク代表、誰ツヨDOJOy福岡稽古会所属、『現代護身術』講座企画立案者

11月17日金曜日のフリーワーククラス(パピオスタジオ20:00〜21:30)はプロテクションというリクエストがあったので、ヴラッドセミナーでやったものと、私が警備警護会社でやっていたものをシェア。

まずは、パートナーの動きにシンクロして歩くワークから前を行くパートナーのダッシュに遅れずに走るラン、パートナーが正面から走ってくるものを間合いを維持してのバック走を経て、パートナーの歩みを邪魔せず、他のペアとの衝突を避けるように誘導するエスコートと呼ぶクラウドワークへ。


さらにパートナーを守るプロテクションムーヴ(進みながら引くアクションとカバー2種類)をペアでやり、ラストは、襲撃者を3〜4人で制圧するワークを、役割を順番でつとめながら実施。


実はプロテクションムーヴが、そのまま前、横、後方の人の制圧コンビネーションとなり、各々が冷静に、力みすぎず、意識と視野を広げて、適切に役目を果たすことでことが成されることを認識してもらいました。

補足として、背部へのニー・オン・ザ・ベリーも。抑えようとするより、乗る感覚が大事なことも体感していただきました。


で、翌18日土曜日のレギュラークラス(パピオスタジオ20:00〜21:30)では、自分のテンションを知るための四大運動に始まり、段階的なプッシュ&ムーヴ、グラブエスケープは目をつぶってのブラインドワークでも実施。


プッシュやグラップを混ぜたコンタクトに対して、視野と意識を広く持ち、リターンしていくと、徐々に間合い、起こりへのアプローチにも広がっていき、自然とフリースパーになっていきました。

前日の練習にも参加された方がほとんどだったこともあり、力みと視野・意識が狭くなることがスムーズな動きを阻害することを、すでに認知されていて、自分の課題をいち早く見い出し、答えを出し続けていた人が多かったようです。


特にパートナーの速い動きやパワーにより起こったテンションを瞬時に動きに変えていく様には学ばさせていただきました。感謝です。


私個人としては、この感覚を空手の組手や仕事などのプレッシャーに対しても活かせればなぁ、と思っていたりします。


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