遠山の目付け⁉︎で伸びしろありまくりのアラカンです。 | 魁!稽古人、徒然日誌

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空手とシステマ、誰ツヨDOJOyを稽古しているオヤジの徒然日誌です。武の体育功学舎空手伝承会松尾道場主宰、システマ福岡ネットワーク代表、誰ツヨDOJOy福岡稽古会所属、『現代護身術』講座企画立案者

一本組手は間境を一気に縮める対練。


三本組手では長い間合い、中間の間合い、近接の間合いの3段階を明確に身に付ける対練。

そう定義付けると、攻める側も受ける側も主従なく、稽古になる!と今さらに納得した私です。


正直、約束組手と言われるこの手の対練が嫌いでした。今ひとつ予定調和で、互いの忖度…特に掛け手のやられ役としての忖度で成り立っているようで、役立つかどうか懐疑的だったのです。

が、伝統派の試合ルールが長い間合いから入るまでの間境での攻防に着眼しているなら、寸止め、寸当て、当て止め、防具を使用しての打ち込み、は理にかなったものだし、

間境を互いに突き破った近接の間合いならフルコンルールは、これまた至極当然のもので、多少ワイルドでもパワーを乗せて、相手を退がらせる攻防は、これまた理にかなっているわけです。


さらに、この二つを融合させるルールも試行されるのも至極当然なんだな、と。やっと納得できた私(我ながら理解が遅っ💦)です。

まぁ、それは、さておき、これにより目付けが変わり、意識の広がり方が変わりました。言語化すると使い古されてる“遠山の目付け”となるんでしょうが、これにより動きがまったく別物になりました。

受けは前に出ながら余裕を持って、攻めは意識を広げて自在に。無茶苦茶、キレが増してますが、難点は、歳を重ねるごとに、徐々に作り上げてきた省エネスタイルと違うので、どれくらい持つのかなぁ?ということ。軽く動いてみたら、いい感じですが、果たして。

58歳まで、あと15日ですが、まだまだ伸び代満載のアラカンの私です😉