笑顔の武人、福岡に降臨。 | 魁!稽古人、徒然日誌

魁!稽古人、徒然日誌

空手とシステマ、誰ツヨDOJOyを稽古しているオヤジの徒然日誌です。武の体育功学舎空手伝承会松尾道場主宰、システマ福岡ネットワーク代表、誰ツヨDOJOy福岡稽古会所属、『現代護身術』講座企画立案者

7月23日、24日は菊野克紀先生(幾度も“選手”と口走りそうになった2日間でした ^^;)をお迎えしての誰ツヨDOJOy福岡稽古会&体験会でした。

23日の17:00〜20:00の会員稽古は、姿勢をメインに3時間集中稽古でした。


鍛錬、捕手、崩し、突き。

いやはや、三角さんとの稽古で私なりには繊細に、細部に渡って自主練してきたつもりでしたが、一見、豪快に見える現象からはわからないセンシティブな感覚が必要で、その基礎としての姿勢作りの大切さを再認識した次第です。

24日日曜日10:00〜12:00は、福岡体験会。参加者は32名で、多彩な方々が菊野先生の手に触れて、皆さん、どんどん笑顔に溢れていきました。

いい笑顔の人には、いい笑顔が集まりまります。


剛さには剛硬さが、

柔らかさには柔軟さが、

巧さには巧みさが、

特化して求められがちですが、

真の強さとは、それが相まって、包含され、絶妙なバランスで組み合わせられることで成り立つのだなぁ、と菊野先生の佇まいが、物語ります。

菊野先生の説明の上手さ、実践を伴う説得力の高さに驚き放しの、アッという間の2時間でした。

さらに驚いたのは、体験会後、14:00〜17:00まで場所を建立寺に移しての会員向けの3時間集中稽古でした。


カキエの攻め

柔らかいカキエの基本と応用

そして、ナイハンチ。


この中で、遠心力の投げと求心力の投げの違いと、触れた手の柔らかさ、テンションを徹底的に与えない微細な感覚は、近頃、センシティブな感覚にある程度、自信を持ちはじめていた私が、遠く及ばず、といい意味で絶望感を味わい、初心に還れた時間でした。


『体を一体化し、相手に情報を与えず、自由になることで誰でも何歳からでも強くなれる』


師の言葉を胸に、稽古人、武の荒野を逝くまで征くと致します。

菊野先生、三角さん、稽古会の皆さま、体験会に参加された皆さま、ありがとうございました。


また、楽しみましょう。

今日も一歩、強くなれました。感謝です。